田園の彼方に大佐渡山脈がそびえる開放的な風景がどこまでも続きます。1950年に文人・亀井勝一郎が佐渡島を訪れ、特に竹田地区の風景に感銘を受けた彼が風景が大和の飛鳥路に似ているとして「佐渡飛鳥」と名付けました。竹田地区は小佐渡山地から国仲平野へ至る台地上に広がり、広大な水田と木々、集落、史跡が点在しています。 特に大膳神社や世尊寺、国分寺などが代表的です。亀井はこの地の美しさに心動かされ、「佐渡島」の名文を残しました。その記念として「佐渡飛鳥の碑」が建立されました。近くに、国分寺、妙宣寺など史跡もあるので、合わせて立ち寄ってみてはどうでしょうか
「道の駅 芸能とトキの里」は、新潟県佐渡市にある道の駅です。佐渡島の中央部に位置し、佐渡金山やトキの森公園など、多くの観光スポットへのアクセスが便利です。 施設内には、地元の特産品を販売するショップやレストランがあり、佐渡牛や新鮮な魚介類を使った料理を楽しむことができます。また、佐渡の伝統芸能を体験できるコーナーや、トキの生態について学べる展示コーナーもあります。 バイクで訪れる際は、道の駅に隣接する駐車場を利用できます。佐渡島は一周約200kmの島なので、ツーリングの拠点としても最適です。佐渡金山や大野亀など、風光明媚なスポットを巡るルートもおすすめです。 佐渡島は、日本海の荒波に育まれた豊かな自然と、独自の文化が息づく魅力的な島です。ぜひ、道の駅「芸能とトキの里」を拠点に、佐渡の魅力を満喫してください。
新潟県長岡市寺泊にある西生寺は、1300年の歴史を持つ越後屈指の古刹で、その静かな環境と美しい自然に囲まれています。「日本海の鎌倉」と称され、弥彦山の中腹の海側に位置しており、自然の中で静寂を感じることができる山寺です。 注目すべきは、日本最古の即身仏である弘智法印即身仏が安置されていることで、この即身仏は約660年前の1363年に、3000日にも及ぶ厳しい修行を終えて「御入定」されました。西生寺は、その歴史的かつ文化的な重要性から、多くの参拝者にとって特別な意味を持つ場所となっています。 ツーリングしにくいところにあるのですが、その分穴場スポットとなっており、あまり人がいません。そのため運転などもしやすく初心者にオススメな場所です。景色がきれいで、紅葉も楽しめます。冬はかなり寒いので、秋の早めに行くのがおすすめです。
弥彦山の標高は、東京スカイツリーと同じ634m。弥彦駅から徒歩で約15分、表参道登山口から山頂まで初心者でも1時間30分と登りやすく、多くの登山客が訪れています。 弥彦山ロープウェーや、ドライブコースの弥彦山スカイラインもあり、気軽に頂上までアクセスできることも人気の理由です。山道はきれいに整備されており、比較的歩きやすいので、登山デビューにもオススメです。行きは歩いて登り、帰りはロープウェーで下山もできます。 弥彦山九合目にある弥彦山頂公園には、展望レストランや高さ100mの回転昇降展望塔「パノラマタワー」があり、越後平野、日本海や佐渡を一望できます。パノラマタワーは冬季の間は休業しています。 夜には山頂付近から全国夜景100選、日本夜景遺産に選定されている越後平野のきらめく夜景と満天の星空を楽しむことができます。山頂には彌彦神社の奥宮、御神廟があります。古くから霊山として崇められてきた弥彦山の自然のパワー、神聖な空気を感じられます。
広さが、約4万坪もあるとても広い公園です。滝や渓流があり、ただの公園というよりも整備された山のような場所です。弥彦駅の近くにあり、アクセスが良く、周辺にお店などもあるので、利便性は高いです。 公園内にある「もみじ谷」は紅葉の名所として知られ、観月橋と紅葉の紅色の景色は燃えるように綺麗です。 夜は紅葉がライトアップされ、また違った世界を見せてくれます。 桜の名所としても知られており、4月の染井吉野・5月の八重桜と花期も長く、稀少な里桜の品種なども楽しむことができます。 夏の初めには、ホタルを鑑賞することもできます。きれいな水辺に集まるホタルは弥彦公園だけではなく、周辺の川にも多く飛び交い観賞する人達を和ませてくれます。
道の駅 国上(くがみ)は、新潟県燕市にある道の駅です。日本海東北自動車道 聖籠新発田ICから国道7号線を経由して約15分の場所にあります。 国上寺という由緒あるお寺に隣接しており、雄大な自然と歴史を感じられる道の駅です。地元の新鮮な野菜や果物が販売されている直売所や、郷土料理が味わえるレストランが人気です。 バイクで訪れる場合、道の駅には広い駐車場が完備されているので安心して駐車できます。周辺には、弥彦山スカイラインなどのワインディングロードも多いため、ツーリングの拠点としてもおすすめです。 国上地域は、鎚起銅器の産地としても知られています。道の駅でも美しい銅製品が販売されているので、お土産にいかがでしょうか。また、国上産のそばも有名なので、ぜひ味わってみてください。
「道の駅 良寛の里 わしま」は、新潟県長岡市にある道の駅です。国道351号線沿いに位置し、関越自動車道 長岡南越路スマートインターチェンジから約5分の場所にあります。 良寛ゆかりの地として知られる和島地域にあり、道の駅には良寛の生涯や作品を紹介する「良寛の里美術館」が併設されています。館内には、良寛の書や絵画、愛用品などが展示されており、良寛の人柄や思想に触れることができます。 また、道の駅には、地元の農産物や特産品を販売する直売所や、地元食材を使った料理を提供するレストランもあります。 バイクで訪れる場合、道の駅には広い駐車場が完備されているので安心です。長岡南越路スマートインターチェンジから近いこともあり、ツーリングの休憩場所としても最適です。 周辺には、良寛が晩年を過ごした「五合庵」や、良寛が修行したとされる「国上山」など、良寛ゆかりの観光スポットが点在しています。道の駅を拠点に、良寛ゆかりの地を巡るのもおすすめです。 名産品としては、地元産の米粉を使った「良寛さまも食べたかも」というユニークなネーミングのどら焼きや、良寛が愛したとされる「はす茶」などが人気です。