那須沼ッ原湿原は那須連山の西端、日の出平と南端白笠山、西ボッチとの間にある標高1,230m、東西250m、南北500mの亜高山の湿原で、亜高山植物の宝庫とも呼ばれています。昭和49年に湿原の南端に沼原調整池が完成し、大型バスで訪れることも可能となりました。駐車場は無料で普通車約100台を収容可能です。 湿原までは山道を約15分歩き、湿原内には周回する木道が設けられており、1周約30分程度で散策できます。植物は約230種が確認されており、季節によりさまざまな植物が見られます。特に、初夏にニッコウキスゲの群生が見事で、7月上旬から中旬にかけては湿原一面に咲き誇る様子が見頃となります。 設備としては、駐車場北側に公衆トイレがありますが、冬季期間(11月上旬から翌年4月下旬)は凍結防止のため閉鎖されます。また、湿原内にトイレは設けられていません。 この湿原は昭和天皇のお気に入りとされ、何度も訪れたところとして知られ、最近では皇太子殿下ご夫妻も訪れています。四季を通じて新鮮な空気と美しい亜高山植物を楽しむことができます。 都内からバイクで約3時間程度の場所にありツーリングの距離としては最適です。那須観光終わりに自然を満喫するには沼ッ原湿原は行きやすい場所にあり、そのまま日光や都内に戻りやすいためオススメです。
栃木県茂木町にあるリゾート施設で、モータースポーツや自然を楽しむことができるエリアが揃っています。 【ツインリンクもてぎ】 モビリティリゾートもてぎの中心となるのが、ツインリンクもてぎです。オートバイや車のレースが開催されるサーキットがあり、国内外のモータースポーツイベントが行われています。また、一般のドライバーやライダーも走行体験ができる日も設けられており、モータースポーツを身近に感じることができます。 【ホテルツインリンクもてぎ】 ホテルツインリンクもてぎは、サーキットに隣接して建つホテルで、リゾート内の他のアクティビティにもアクセスしやすく、滞在型リゾートとして楽しむことができます。 【森のオートキャンプ場】 広大な敷地内にある森のオートキャンプ場では、自然に囲まれた環境でキャンプを楽しむことができます。 【フォレストアドベンチャーもてぎ】 フォレストアドベンチャーもてぎは、森の中にあるアスレチックコースで、樹上を歩いたり、ジップラインを楽しむことができます。子どもから大人まで、冒険心をくすぐるアクティビティが盛りだくさんです。 【レストラン&カフェ】 モビリティリゾートもてぎには、レストランやカフェがいくつかあり、食事や休憩に利用できます。地元の食材を使った料理やデザートが楽しめるので、観光の合間にぜひ立ち寄ってみてください。
支笏洞爺国立公園は、北海道にある国立公園で、支笏湖・洞爺湖を中心に構成されています。この公園は、学術的に価値のある地質を持つためにユネスコの世界ジオパークに認定されています。 公園内には、カルデラ湖や温泉など、火山活動によって形作られた地形を確認できるため、「生きた火山の博物館」とも呼ばれています。また、高山植物や珍しい動植物も生息しています。 支笏湖は、日本一の水質を誇り、国内では2番目の深い不凍湖として知られています。公園周辺には、湖畔の商店街、温泉、イベントなどがあり、また、自然に囲まれた美しいスポットもあります。支笏洞爺国立公園は昭和24年に指定され、総面積は99,302haで、うち支笏湖地区が29,852haを占めています。