全部で27基ある古墳群が見られるスポットです。最大の1号古墳は、直径約48メートルの巨大古墳で、6世紀後半に建造されたと言われています。石室は横穴式石室で奥壁まで2.5メートル、幅1.3メートル、深さ0.5メートルの石屋型で、奥壁には、お賽銭箱が備えられています。 秦の始皇帝時代に、中国から不老不死の薬を探すために日本に来た徐福一行のお墓であるという説もあります。毎年、1月20日の徐福の命日には、地元の川崎小学校の児童により「童男山ふすべ」という行事が行われています。 古墳群の近くには、八女茶の茶畑が広がっており、静かな場所にあります。さらに古墳群の奥には、中世時代に栄えていた犬尾城跡に続く道があります。
源三窟は、栃木県北部の山間地に位置する塩原温泉郷にある鍾乳洞です。洞窟は火山活動により形成され、内部には滝水が流れています。伝説によれば、源頼朝に追われた源氏の落人がここに隠れ住んでいたとされています。洞窟内からは150点ほどの武具が発見され、これらは併設の武具資料館で展示されており、歴史好きには特におすすめの観光スポットです。 源三窟は、洞窟の探検や武具資料館の閲覧などが楽しめます。また、周辺は塩原温泉郷で宿泊や日帰り温泉を楽しむこともでき、小学生の社会科見学などにも利用されています。洞窟内の温度は夏は涼しく、冬は暖かで、全長は約50メートルです。 入場料は600円で、宿泊した旅館に置いてあるパンフレットを持参すると50円引きになります。社長さんによる洞窟の生い立ちや源氏の落人、源有綱に関する説明を受けた後に洞窟の探検に向かいます。洞窟探検の後は、資料館で発見された武具を見学することができます。 営業時間は4月から11月までのAM8:30からPM5:00までなので、冬季はアクセスできません。
愛媛県にある道の駅「広見森の三角ぼうし」は、標高700mの高台に位置し、絶景のスポットとして人気です。 西条市街地や瀬戸内海を一望できる展望台は一見の価値あり。 特に夜は、きらめく街の灯りが美しく、ロマンチックな雰囲気でデートにも最適です。 地元の新鮮な野菜や果物を販売する直売所や、レストラン、カフェもあり、ドライブ中の休憩にもぴったりです。 愛媛県の名産品であるみかんジュースや、地元産の食材を使った料理も楽しめます。 バイクで訪れる際は、駐車場も広く、景色が良いのでツーリングの休憩スポットにおすすめです。 ただし、山の上なので、天候の変化に注意し、防寒対策も忘れずに行きましょう。 周辺には、四国八十八ヶ所霊場のひとつである「横峰寺」や、美しい渓谷美で知られる「滑床渓谷」など、観光スポットも点在しているので、合わせて訪れてみるのもおすすめです。
旧唐津銀行は、佐賀県唐津市にある歴史的な建物で、1912年(大正元年)に三井銀行唐津支店として建てられました。この建物は、重要文化財に指定されており、設計は日本を代表する建築家の一人、辰野金吾とその弟子、田中実によって手掛けられました。辰野金吾は東京駅や日本銀行本店の設計でも知られています。 旧唐津銀行の建物は、レンガ造りで洋風建築の美しい外観が特徴です。内部には当時の銀行業務に使われていた重厚なカウンターや金庫などが保存されており、見学者は大正時代の銀行の様子を垣間見ることができます。また、1階には唐津の歴史や文化を紹介する展示スペースもあり、唐津の観光名所として多くの人が訪れます。この建物は、建築や歴史好きの観光客にとっても見応えがあるスポットです。
トトロのバス停は、群馬県北群馬郡吉岡町にある人気の観光スポットです。伊香保温泉へ向かう県道15号沿いに位置し、実際に群馬バスの「上の原」というバス停の近くにあります。バス停にはトトロの像が設置されており、訪れる人々が一緒に写真を撮るための人気のフォトスポットとして知られています。 このスポットは、近くにある「伊香保おもちゃと人形自動車博物館」ともアクセスが良く、伊香保温泉の観光ついでに訪れることができる便利な場所です。また、広い駐車スペースもあり、車でのアクセスも容易です。トトロと一緒にバスを待つようなユニークな体験ができ、子供から大人まで楽しめる場所となっています。他にも、「ハウルの動く城」に出てくるカカシの壁画があったり「千と千尋の神隠し」の最初と最後に出てくる石の像があります。ジブリ好きには嬉しいスポットになっています。
大志集落は、福島県金山町に位置する静かな集落で、只見川沿いに約40戸ほどの家々が集まる、まるで昔ながらの日本の風景を感じさせる場所です。集落は只見線の沿線にあり、特に「大志俯瞰」として知られる高台からの眺めが絶景で、只見川の水面に映る山々と集落が美しい水鏡となる光景が広がります。 日本のスイスと呼ばれる風景で撮影スポットで有名です。鉄道ファンが集落をバックに写真を撮ったりします。駐車場はありませんが道路の幅や周りを見渡せるほど広いので路上駐車で止めて写真も撮れます。夏と冬で見れる景色が違うの季節で違う風景を写真におさめるのもおすすめです。
不老ふ死温泉は、青森県深浦町にある人気の温泉地で、日本海沿いにある露天風呂です。この温泉は、海岸のすぐそばに湧き出ており、入浴しながら日本海の絶景を楽しむことができ、特に夕日が沈む時間帯は絶景が広がります。少し波が強いと湯船に波が入ってくるくらいそばにあります。 温泉の泉質は、鉄分を多く含んだ赤茶色の湯で、冷え性や関節痛、疲労回復に効果があるとされています。温泉名の「不老ふ死」は、入浴することで不老不死のご利益があるとの言い伝えに由来しており、健康と長寿を願う多くの人が訪れます。宿泊施設も併設されており、日帰り入浴も可能です。
軍艦島(端島)は、長崎県長崎市にある無人島で、その姿が軍艦「土佐」に似ていることから「軍艦島」と呼ばれています。かつては石炭採掘の島として栄え、最盛期には東京以上の人口密度を誇り、学校や病院なども揃っていました。しかし、エネルギーの主流が石炭から石油に変わるとともに、1974年に閉山し無人島となりました。 軍艦島は、2015年に「明治日本の産業革命遺産」として世界遺産に登録され、多くの観光客が訪れるようになりました。現在では、上陸ツアーが実施され、かつての繁栄を物語る廃墟群や島の歴史について学ぶことができます。訪問者は荒廃した建物や自然の浸食を目の当たりにし、日本の産業発展の歴史を感じることができます。