だんじり祭りで知られている岸和田市にあるお城です。ハリウッド映画のロケ地にもなっています。古い歴史を持つ名城で、南北朝時代に楠木正成の一族、和田高家によって築かれました。その後、羽柴秀吉の紀州征伐の結果、小出秀政が城主として大規模な改修を行い、城の姿が一新されました。江戸時代に入ると岡部宣勝が城主となり、岡部氏が13代にわたり岸和田藩を統治しました。この時期、地域の文化として「岸和田だんじり祭り」が始まったと伝えられています。 天守閣は落雷により焼失しており、現在の天守閣は昭和29年に建造された3層3階の天守です。天守閣に入るには大人300円が必要ですが、城下を一望することができます。 岸和田城は、「猪伏山(いぶせやま)ちきり城」や「ちぎり城」とも称される美しい城で、その名の由来は城の特有の形状や地域の伝承にちなんでいます。大阪と和歌山を繋ぐ紀州街道の要所に位置しており、その立地も岸和田城の重要性を物語っています。 岸和田城庭園は、国指定名勝です。堀の外側を1周することができます。岸和田城は観光施設として活用されており、ウエディングの会場としても利用されています。
白山白川郷ホワイトロードは、石川県の一里野・中宮地区と岐阜県白川村を結ぶ、全長33.3kmのドライブコースです。石川県側、岐阜県側どちらからも入ることができ、コースのあちこちで雄大な山々や、落差80メートルを越える迫力の名瀑などの絶景を楽しむことができます。 最初に目を引く「しりたか滝」は絹のように白く美しい流れが特徴で、運が良ければ滝の中程で虹を見ることができます。また、赤と黄色の紅葉が美しい「蛇谷大橋」を渡ると、「ふくべの大滝」が現れます。こちらは急峻な岩壁から流れ落ちる水しぶきが特徴で、さらに上に進むと「三方岩岳」があります。ここからは白山だけでなく立山、穂高岳、乗鞍岳といった北アルプスの山々が360度のパノラマとして広がっています。 ルート上には「白川郷展望台」や「白山展望台」などの眺望スポットもあり、ドライブ中には季節によって変わる美しい風景を楽しむことができます。特に、10月上旬から下旬にかけての紅葉の時期は最高です。展望台や休憩施設もあり、ゆっくりと周囲の風景を眺めたり軽食を楽しみながら休憩できたりします。 白川郷展望台は最近整備されたので、真新しい木造の展望デッキからは白川郷の一帯が一望でき、早朝に行けば眼下に広がる雲海も見られるそうです。ちょっと前まではコース途中にある小さな駐車場に車を停め、山を下りて「親谷の湯」という露天風呂に浸かることが出来ましたが、今は源泉の不足により利用できない状態です。 この道路は昭和52年に有料道路として開始され、2015年度から「白山スーパー林道」から「白山白川郷ホワイトロード」へと名前が変更されました。その際に料金も値下げされ、より多くの人々に気軽にドライブを楽しんでもらうようになりました。 満載のドライブコースですが、注意点としては基本的に山道ですので、道が曲がりくねり前方の視認性が悪くなることが多いので、スピードは抑え目で走りましょう。また、落石が発生する恐れがあるエリアもありますので、そこではすぐに回避行動が取れるよう慎重な運転を心がけましょう。 営業時間は7:00~18:00です。料金は軽自動車片道1400円、往復2200円。普通車片道1700円、往復2600円。その他、障害者割引や回数券などもありますので詳細は公式HPをご覧ください。
香川県の丸亀港からフェリーで30分で行ける島です。特に入館やカフェでの飲食をしない場合はフェリー代だけで楽しむことも可能です。車やバイクで行く場合は運送運賃も必要です。 この島には歴史遺産、おしゃれな海が見えるカフェ、絶景の海辺、古い街並みが残されていてどこを切り取っても良い場所がたくさんあります。島内は車で走るよりもバイクや自転車で移動した方が絶景を見ながら海風を感じることができます。 なんでも鑑定団に出演した伊藤若冲の掛け軸がある吉田邸があり、ここでも歴史的で貴重なものを見ることができます。一日あればだいたいの観光名所は回ることができます。気軽に行けるのも良いポイントです。
吉水神社は奈良県吉野郡吉野町にある歴史深い神社で、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部です。後醍醐天皇や源義経、静御前にゆかりのある地としても知られ、豊臣秀吉の花見の場所としても有名です。神社内の書院は重要文化財に指定されており、南朝時代の宝物が展示されています。 美しい吉野の自然に囲まれ、四季折々の風景を楽しむことができます。特に春の桜の季節は、訪れる多くの観光客で賑わいます。秀吉が訪れたと言われている千本桜は圧巻、吉水神社が高い場所にあり、そこからみる桜は素晴らしい絶景となってます。豊かな自然と歴史的建造物の美しさに触れながら、心身ともに癒される時間を過ごすことができるでしょう。年中無休で開放されており、訪れやすいスポットとなっています。
稚内市の宗谷丘陵にある、稚内の名産“ホタテ”の貝殻を砕いて敷き詰めてできた道です。 「白い道」という名のとおり真っ白な道が約3㎞に渡って続き、特に夏の晴れた日には、丘陵の緑・空の青によく映えます。 「白い道」に続く全長約11㎞の稚内フットパスは牧草地を縫うように伸び、そこから見る景色は、海岸沿いの地域ならではの風車群も一望でき、まるで日本ではないかのような絶景です。 サハリン(旧樺太)や利尻富士、北海道遺産の周氷河地形を一望できるパノラマは、一見の価値があります。 バイクでのツーリングを楽しむこともできます。 車で行く際には、すれ違うのが難しいほどの道幅ですので、注意が必要です。
女の神(めのかみ)展望台は、長野県八ヶ岳連峰の南端にあるビーナスライン沿いにあります。標高1,700mの展望台からは、八ヶ岳や南アルプス、中央アルプス、富士山といった名峰を一望できる絶景が広がり、四季折々の美しい景観が楽しめる人気の観光スポットです。特に秋には紅葉が美しく、冬には雪景色が広がります。 展望台には駐車場が完備されており、アクセスも良好です。周辺にはハイキングコースも整備されており、自然散策や撮影を楽しむことができます。また、近くには蓼科高原や白樺湖といった観光地もあり、ドライブやツーリングの途中で立ち寄るのにも最適な場所です。トイレや自動販売機はないので、単純に展望台だけとなります。