全部で27基ある古墳群が見られるスポットです。最大の1号古墳は、直径約48メートルの巨大古墳で、6世紀後半に建造されたと言われています。石室は横穴式石室で奥壁まで2.5メートル、幅1.3メートル、深さ0.5メートルの石屋型で、奥壁には、お賽銭箱が備えられています。 秦の始皇帝時代に、中国から不老不死の薬を探すために日本に来た徐福一行のお墓であるという説もあります。毎年、1月20日の徐福の命日には、地元の川崎小学校の児童により「童男山ふすべ」という行事が行われています。 古墳群の近くには、八女茶の茶畑が広がっており、静かな場所にあります。さらに古墳群の奥には、中世時代に栄えていた犬尾城跡に続く道があります。
偕楽園は、金沢の兼六園、岡山の後楽園と並ぶ「日本三名園」の一つです。天保13年(1842年)に水戸藩第9代藩主・徳川斉昭によって造園されました。園内には約100品種、3,000本の梅が植えられており、特に2月から3月にかけて開催される「水戸の梅まつり」では、美しい梅の花を楽しむことができます。周辺には千波湖や茨城県立近代美術館などの観光スポットも多く、併せての訪問がオススメです。 また、園内には藩主の別邸であった「好文亭」があり、こちらも見どころの一つです。好文亭は二階建てで、上階からは千波湖を一望できる絶景が広がります。さらに、秋には紅葉が美しく、四季折々の自然を楽しむことができます。