竹居観音岬(竹居観音寺)は四国の最北端の場所で、碑とお寺があります。「観音崎」「竹居岬」とも呼ばれています。古くからパワースポットとして重宝されています。高松城築城(1590年)にあたって城の鬼門(北東)の守り神として馬頭観世音菩薩が祀られたことが始まりとされています。 岩窟内へ向かう参道も海岸に面しています。断崖絶壁の岩場を縫うように造られた桟橋(参道)を進むことで、まるで「海上散歩」を行なっているかのような解放感が得られます。 道からそれたスポットで、かなりの急勾配です。バイクは転倒の可能性があるので安全運転でご訪問ください。
白神岬は北海道最南端の松前町に位置し、本州最北端の大間崎から15km、津軽半島最北端の竜飛崎からは19.2kmの位置にあります。晴れた日には、本州を眺望することができます。松前矢越道立自然公園の一部とされ、豊かな自然が広がっています。 渡り鳥の休息地として知られ、日本で観察可能な野鳥500種類のうち、約300種類を観察することができます。春と秋には、北海道を通過する野鳥たちがここで休息を取り、観察スポットとして鳥好きには人気です。近くの「白神岬展望広場」は探鳥ポイントとしても利用されます。 最南端の記念碑がある場所には、トイレや売店はありません。到達証明証は、道の駅「北前船 松前」で購入できます。紙の証明書ではなく、木製の板です。
魹ヶ崎(とどがさき)は本州最東端の地で、高さ33.72メートルの魹ヶ埼灯台があります。この灯台は、明治35年(1902年)に建てられたものが太平洋戦争の終戦間際に被災し、昭和25年(1950年)に復旧されたものです。灯台は平成8年3月まで職員が常駐する有人灯台でしたが、同年4月から無人化されました。現在は年に2回ほど一般公開も行われています。 近くまで車やバイクで行けないので、3.8km離れた駐車場に駐車し、そこから山道を歩いて向かうことになります。道は一部舗装されていますが、ほとんど未舗装なので、結構大変です。駐車場から歩いて30分ほどかかります。海辺には、本州最東端の石碑があるので、行く価値はありますが、体力に自信がない人はやめておいた方がいいかもしれません。 到達証明書は、宮古市内の以下の場所で購入できるので、行かなくても手に入ります。 ・宮古駅前総合観光案内所 ・浄土ヶ浜レストハウス ・シートピアなあど ・宮古セントラルホテル熊安 ・宮古ホテル沢田屋 ・浄土ヶ浜パークホテル ・ホテル近江屋 ・休暇村陸中宮古 ・宮古市重茂出張所 ・たろう潮里ステーション
蒲生田(かもだ)岬は四国最東端の岬です。大粒の岩が散乱する海岸は日本でも数少ないアカウミガメの産卵地となっています。岬の風や波をテーマにした石のモニュメント「波の詩」が設置されており、ハートをイメージした空洞からは伊島や水平線を望むことができます。 蒲生田岬灯台からの眺望は壮大で、晴れた日には遠く大鳴門橋、淡路島、和歌山県まで望むことができます。蒲生田岬灯台は大正13年(1924年)に点灯され、岩礁が多く、潮流の早い紀伊水道において、海上交通の安全を守る重要な役割を担ってきました。また、灯台は2016年に「恋する灯台」として認定され、恋人たちのパワースポットとしても人気です。 無料駐車場とトイレがあり、灯台までは遊歩道を徒歩で約15分で到着します。また、元旦には四国で最初の初日の出を見るために多くの人々が訪れます。
西崎(いりざき)は、与那国島の岬で、日本最西端の地です。岬には「日本最西端の地」の碑、西埼灯台、展望台が立っています。展望台からは島全体をパノラマで見渡すことができ、先端部は標高50m以上の断崖絶壁となっていて、壮大な海景色を楽しむことができます。 この場所は、日本で一番最後に日が沈む場所としても知られ、美しい夕日のスポットとして人気があります。また、天候が良い日には、約111km離れた台湾を見ることが可能で、石垣島よりも近い距離にあります。 与那国町観光協会で「日本最西端の証」を発行しているので、訪れた際はぜひ手に入れてください。
潮岬は本州最南端に位置し、断崖の高さ50メートルで太平洋に突き出た岬です。潮岬灯台は明治6年9月15日に正式点灯され、我が国最初の洋式木造灯台とされています。灯台から眺める海の景色は美しく、隣接する観光タワーからは遠く那智山までも望むことができます。 また、観光タワーでは「本州最南端訪問証明書」も発行しています。冬には水平線から昇った太陽が同じ水平線上に沈む光景も見られます。灯台は光度970,000力ンデラで、光達距離19海里です。灯台脇には資料館も併設されております。1月の第3土曜日には「本州最南端の火祭り」も開催されます。
佐田岬は愛媛県に位置する、四国の最西端にある日本で一番細長い半島です。宇和海と瀬戸内海の二つの海に囲まれ、晴れた日には九州まで遠く望むことができるダイナミックな眺望が特徴です。佐田岬半島は全長約40km、最大幅6.4km、最小幅0.8kmという日本一細長い地形をしており、その地域は八幡浜市、伊方町、西予市旧三瓶町区域で構成されています。 佐田岬灯台は、白亜の美しい建物で、夕暮れ時には海に溶けていく夕日を見ることができ、日中とは異なる美しいロケーションを楽しむことができます。灯台までは駐車場から徒歩で20〜30分。灯台までの道はアップダウンもあり少し疲れますが、灯台につくとその疲れも吹き飛びます。岬からの眺めは素晴らしく、宇和海のおだやかな景観を楽しめます。 他にも、地形を活かした絶景や地元グルメを堪能することができます。また、「佐田岬メロディーライン」と呼ばれる国道197号線は、左右に瀬戸内海と宇和海を見下ろす風光明媚なドライブ・ツーリングコースが楽しめます。