主に埼玉県内で展開しているスーパーマーケット「ヤオコー」が創業120周年記念事業として、同社の本社がある川越に2012年に開館した美術館です。創業家と親交の深い画家・三栖右嗣の作品を所蔵・展示しており、建物はプリツカー賞受賞者の伊東豊雄の設計という、小規模ながらも本格的な美術館となっています。 建物自体も美しく、自然光を取り入れた明るい空間が特徴で、アートをより身近に感じられる造りになっています。定期的に企画展やワークショップも開催されており、地元の文化交流の場としても親しまれています。川越の観光地にも近く、訪問者が気軽にアートを楽しめるスポットとして人気です。併設のカフェでお茶やケーキを楽しめるほか、「美術館でピアノコンサートをしてみませんか?」などのイベントも行われています。