霊鑑寺は、承応3年に後水尾天皇の皇女・多利宮によって創建された尼門跡寺院であり、歴代皇女が住職を務めたことから「椿の寺」や「谷の御所」とも呼ばれます。本堂には徳川家斉が寄進した如意輪観音像が安置されており、庭園には100種以上の椿が植えられています。日光椿(京都市天然記念物)や白牡丹椿などが咲き誇ります。 また、愛らしい御所人形や絵カルタなど皇室ゆかりのものも多く保存されています。臨済宗南禅寺派の門跡寺院であり、格調高い池泉観賞式庭園には春にツツジや椿、秋には紅葉が楽しめます。通常非公開ですが、春と秋に特別公開されます。少し足元の悪い石段を上り下りする必要があるので、足の悪い方はご注意ください。
鬼怒川温泉は、栃木県日光市に位置する歴史ある温泉地で、鬼怒川の両岸に温泉宿が立ち並ぶ人気の観光スポットです。江戸時代には日光詣の大名や僧侶のみが利用できた高貴な温泉として知られていましたが、明治以降に一般開放され、多くの人々に親しまれるようになりました。バブル時代はとても弾けていた高級温泉街ですが、現在その多くは衰退、その跡が残っているのも見どころです。 泉質はアルカリ性単純温泉で、肌に優しく、疲労回復やリウマチ、神経痛などに効能があるとされています。温泉街では、鬼怒川の渓谷美を楽しみながら露天風呂に浸かることができ、四季折々の自然の美しさが魅力です。周辺には、東武ワールドスクウェアや日光江戸村などの観光スポットも多く、温泉と観光の両方を楽しめる温泉地として、年間を通じて多くの観光客が訪れます。
赤城山山頂の大沼湖畔にあり、文和・延文年間に編纂された「神道集」にも登場する古くから崇敬を集めた神社です。 小笠原流弓術が奉納される夏祭り、女性の願掛けは必ず叶うと伝わる「湖水祭」、毎年体育の日に行われる秋祭りなどの行事で親しまれているほか、御神体として信仰されてきた大沼、小沼の湿原に咲く水芭蕉、レンゲツツジ、ニッコウキスゲといった、花の名所、秋は紅葉の名所として多くの行楽客が訪れています。 厳冬には樹氷も見られ、湧水は「御神水」として江戸幕府の保護を受けて今も「山開き祭・例大祭」の際はこの水を持ち帰り、豊作を願って田の口に注ぐ習慣があります。
標高700mの森の露天風呂と銘打っている、温泉旅館です。立ち寄り湯での入浴もできるので、宿泊しなくても大丈夫です。露天風呂は4種類あり、全てが家族湯となっています。秋の紅葉の湯は最高で、真っ赤に紅葉した紅葉が非常に綺麗です。 露天風呂に入浴するには、フロントにて露天風呂の空き状況を確認後、指定の露天風呂を予約します。空いていれば、すぐに入浴できます。 立ち寄り湯は受付開始が12:00からです。料金も大浴場より若干高いです。山荘内には図書室があり、待ち時間もゆっくり過ごす事ができます。バイク専用の駐輪場はありませんので、普通車用の駐車場に停車する必要があります。季節によって、景色が変わりますので、何度行っても楽しめます。
日光だいや川公園は、栃木県日光市にある自然豊かな総合公園で、大谷川(だいやがわ)沿いに広がっています。公園内には広い芝生広場や遊具、バーベキューエリアがあり、家族連れや友人同士で楽しめるレジャースポットとして人気です。また、四季折々の自然を感じられる散策コースや展望台もあり、晴れた日は日光連山を見渡せます。春には新緑が秋には紅葉を楽しむことができます。 野菜直売所もあり、新鮮な地元の野菜や、お土産などを買うこともできます。公園はウォーキングコースにもなっているので自然散策もできます。さらに、パークゴルフ場やテニスコートなどのスポーツ施設も充実しており、アクティブに過ごしたい人にもオススメの場所です。公園内には、地域のイベントやフリーマーケットが開催されることもあり、地元住民や観光客に親しまれています。