8世紀に建立された当時は「雲心寺」という名称でしたが、9世紀に弘法大師空海が訪ねた際、境内に北斗七星を勧請、その数年後に本尊如意輪観音菩薩を刻まれたことにより「観心寺」と名前を変えました。 本尊如意輪観音菩薩は国宝とされています。南北朝時代の武将・楠木正成に縁のあるお寺で、駐車場に楠木公の雄々しい銅像が建てられています。 境内の木々は紅葉の時期には紅葉スポットとして有名で、多くの方が紅葉狩りに集まります。 車で来られる方が多数、バイクで来られる方もそこそこいらっしゃいますが、徒歩の方はバスの運行も乏しいので少なめです。バイクの方はお寺の前の道がツーリングコースということで、ツーリングついでに立ち寄る方もいらっしゃいます。
1950年に大阪市立大学理工学部附属の研究施設として発足した植物園です。交野市に位置し、植物学の基礎研究の対象として、日本産樹木を中心に多くの植物の収集と保存に努めています。 約450種の植物を野外で植栽していて、代表的な11種類の森林型を復元しています。また、外国産の植物も収集し、学術的に重要なものを展示しています。研究成果は一般に公開され、絶滅危惧植物の保全活動も行われています。 園内は広く公開されており、地域貢献にも積極的に取り組んでいて、植物園観察会や講座などの市民向けイベントも開催されています。桜や梅の観察会などの季節限定のイベントもあります。