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【バイクのジャンル15選】バイクってどんな種類があるの?
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こんにちは!モトスポット編集部です。
どんなバイクに乗りたいか悩んでいるアナタ。
きっとネット記事や雑誌を読みあさってバイクの情報を集めている最中だと思います。
楽しいですよね。バイク選び。
この記事では、バイク選びに役立つバイクのジャンルを全て紹介しています。
読めばバイクの種類や特徴に詳しくなって、バイク選び・バイクの楽しみ方の幅が大きく広がるはずです。
それでは一緒に見ていきましょう。
まずは見た目の好み。次に「そのバイクで何をしたいか」をイメージ!
バイクって種類が多すぎ!欲しいバイクがだんだん分からなくなってきた! どうやって選べばいいの?
自分がカッコいいと思ったバイクを選べばいいんだよ。
え、ざっくりしすぎ…
バイクは趣味性が強い乗り物だから、性能がイマイチだと感じても「カッコよさ」ですべてを帳消しにできるからね。
でもバイクって性能とか装備で選ぶものじゃないの?
デザインの次に注目したいのはそこだね。
次の項目から解説しているバイクの種類と特徴を知れば、そのヒントが見えてくるはずだよ。
ネイキッド - オートバイらしさとスポーツ性能を求める人にオススメ
出典:honda公式サイト
ネイキッド(Naked:裸)という言語に由来するジャンルで、文字通りエンジンやフレームがむき出しのバイクのことを指します。
機関部分を見せることで、オートバイらしいスタイルに仕上げられている点が特徴です。
ハイパワーなエンジンを搭載している車種が多く、フレームやサスペンション、ブレーキなどもスポーツ走行に適した造りになっています。
次の項目で紹介しているフルカウルやスーパースポーツの車両からカウルを取り外したモデルが現在の主流となっていて、一部では「ストリートファイター」と呼ばれるジャンルもあります。
フルカウルやスーパースポーツと比べるとアップライトなハンドルが採用されているため自然な姿勢で乗ることができ、エンジンも低回転域のトルクを重視した出力特性になっているという特徴があります。
気負わずに街中をキビキビと走れるバイクだと言えますね。
カジュアルなウエアで乗っても違和感がなさそうなバイクだね。
教習車もネイキッドがほとんどで、バイクの王道ともいえるジャンルだね。
- 自然な乗車姿勢で乗れるため疲労が少ない
- カウルを脱着する手間がいらないため整備性がいい
- 教習車に近い感覚で運転できる
- 走行風をまともに受けるため高速走行が苦手
フルカウル - スポーツ走行と長距離移動を楽しみたい人にオススメ
出典:yamaha公式サイト
カウルとは、バイクの外装に使われているパーツのこと。
ここでいうフルカウルは「流線形をしたバイクの外装」という認識でOKです。
この流線形のフォルムが空気抵抗を減らし、ライダーが受ける風圧も軽減してくれます。
08年に登場したカワサキ・ニンジャ250R の登場以来、一気に注目され始めたジャンルです。
250ccクラスのスポーツバイクのことを指すことが多いですが、400ccや大型クラスにもフルカウルモデルはあります。
ネイキッドよりも低めのハンドルが装着されており、乗車姿勢はやや前傾になります。
前傾姿勢になる理由は、バイクの加速Gや前方からの風圧に耐えるためですが、ライダーによっては腰や背中、首などに負担を感じる場合もあるでしょう。
とはいえ、後述するスーパースポーツと比較すると前傾姿勢は穏やかで、エンジンも素直で扱いやすいため日常の移動からツーリングまで幅広く楽しめます。
特に高速道路を走る際には風圧を軽減してくれるため、長距離ツーリングを想定しているライダーにはピッタリのバイクだと言えます。
フルカウルのバイクで日本一周をしたり、モトブログをやっているライダーを見かけるなー
デザインも人気で、軽くて小回りが利くし、長距離移動も得意だから多くの人に好まれているね。
- 見た目のレーシーさに反して乗りやすいバイクが多い
- ネイキッドよりも高速走行がラク
- 人気ジャンルのため社外パーツが豊富
- カウルの脱着が必要な整備は手間がかかる(工賃が割り増しになる場合も)
- 人気ジャンルのため、他人と被りやすい
ハーフカウル - ネイキッドとフルカウルのいいとこどりをしたい人にオススメ
出典:honda公式サイト
ネイキッドとフルカウルの中間のようなデザインです。
単純に、ネイキッドに分類されることもあります。
例えば、ホンダ・CB400SFはネイキッドで、CB400SBはハーフカウルですが、カウルの有無以外に違いがないため、あえてジャンル分けされず「ネイキッド」にまとめてカテゴライズされるケースもあります。
ネイキッドの弱点である風圧の問題と、フルカウルの弱点である前傾姿勢の問題をどちらもクリアしています。
車種によってはスーパースポーツ顔負けのハイパワーエンジンと高性能な足回りを装備しているモデルもありますので、運動性能もあなどれません。
これといった欠点がないバイクだといえます。
ポジションはネイキッドと似ているから長距離移動がラクそうだね。
05年の高速道路2人乗り解禁や、09年の高速道路1,000円乗り放題の時代に人気が高まったジャンルだね。
でも今は残念ながら国内ラインナップは減少しているんだよね…
- ネイキッドとフルカウルの利点をあわせもっている
- 国内の新車ラインナップにほとんど選択肢がない
- ホンダ・CB1300SB
- ヤマハ・FZ1 フェザー
- スズキ・バンディット1250
- カワサキ・Z750S
スーパースポーツ(SS) - オンロードスポーツの最高峰に乗りたい人にオススメ
「スーパースポーツ」とは、市販車ベースの車両を用いたレースに出場するために開発されたバイクのこと。
一言で表すと「サーキットを速く走るためのバイク」です。
90~00年代のスーパーバイク世界選手権(WSBK)や、スーパースポーツ世界選手権(WSS)で活躍していたバイクが四気筒エンジンを搭載した600ccや1000ccクラスが中心だったことから、これらをスーパースポーツと定義付ける風潮が強くなりました。
速く走るための強烈なパワーや高次元のコーナリング性能を持つことから「ビギナーお断り」な空気をそれとなく醸しているジャンルですが、丁寧に操れば街乗りもツーリングも問題なくこなせる車種がほとんどです。
ただし、公道で急にアクセルを開けたり、高回転を維持したままコーナーに進入するとビギナーでは制御不能な領域まで一瞬で達してしまうため、ある程度の自制心と運転技術は必要です。
サーキットを走ってパワーとスピードに慣れる練習をしたり、小排気量クラスからステップアップするライダーが多いです。
そういえば、250ccや400ccのバイクはSSじゃないって言う人がいるみたいだけど…
moto3(250ccクラス)の世界選手権もあるから個人的には250ccもSSに定義してもいいと思う。
ヤマハもYZF-R25のコンセプトを「毎日乗れるスーパースポーツ」としていたしね。
ただ、当時を知るライダーは「SSを名乗る以上は600ccか1000㏄じゃなきゃ認めない!」という強いこだわりがある人もいるみたい。
- レースに勝つためにメーカーが開発した最高峰のマシンに乗れる
- 速く安全に走るためのデバイスが多数装備されている
- ライダーの操作技術が向上したように錯覚しやすい
- 高価なハイグリップタイヤを短いサイクルで交換することになる
- ホンダ・CBR1000RR-R
- ヤマハ・YZF-R1M/YZF-R1
- スズキ・GSX-R1000R
- カワサキ・ZX-10R
メガスポーツ - スポーティなバイクで快適な高速クルージングを楽しみたい人にオススメ
出典:suzuki公式サイト
スーパースポーツと似たデザインですが、スーパースポーツとの大きな違いは「最高速度を重視して開発されたバイク」であることです。
どちらかといえばコーナーよりもストレートを速く走るためのバイクで、300km/hを超えるハイスピード走行を想定した車体構成になっています。
直進安定性を高めるために長く設定されたホイールベースや、長めのスクリーン、加速Gや風圧に耐えるための前傾ポジション、1,000ccオーバーの大排気量エンジンを搭載していることが特徴です。
公道で300km/hを出す機会はありませんが、300km/h出せるバイクで100km/h走行する場合と、110km/hしか出せないバイクで100km/h走行する場合を比較すると、前者の方が安定します。
高速道路で長距離移動をする際は、この余裕ある走りでライダーの疲労を軽減してくれます。
高速道路のサービスエリアでよく見かける気がするな。
得意なステージは高速道路だけど、もちろん下道やワインディングも楽しめるよ。ただ渋滞はちょっと苦手かな。
- 高速道路の移動がラク
- 燃料タンクの容量が大きいため航続距離が長い
- 直線重視だがコーナリング性能が低いわけではない
- 車体が重い
- ホイールべースが長く、ハンドルの切れ角も少ないため取り回しが困難
- SSと同じ感覚でバンクさせるとステップやカウルを擦ることがある
- ホンダ・CBR1100XX スーパーブラックバード
- スズキ・隼
- カワサキ・ニンジャ H2 SX
ツアラー - 高速や長距離で疲れずクルージングしたい人にオススメ
出典:yamaha公式サイト
メガスポーツと似たジャンルですが、こちらは最高速重視ではなく、バランス重視でツーリング特性をより高めた造りになっているバイクです。
メガスポーツよりも上体を起こしたポジションになるため腰や背中、首にかかる負担が小さく、スクリーンが長く立ち気味になっているおかげでライダーへの風圧も防いでくれます。
「前傾姿勢は苦手だけど、疲労の少ないバイクに乗りたい」という人にオススメです。
かつては250ccや400ccクラスにもツアラーモデルは存在しましたが、現行のツアラーモデルは大型バイクが中心となっています。
前傾姿勢のバイクに長時間乗ると腰が痛くなるってホントなの?
人によるけど、腰に負担がかかりやすいのは確かだね。
ツアラーモデルはそのあたりの配慮がされているから腰痛に悩むライダーにオススメのジャンルともいえるね。
- 前傾姿勢がキツすぎないためポジションがラク
- 最高速重視ではないが、メガスポーツと同レベルの高速巡航が可能
- 車体が重い
- ホイールべースが長く、ハンドルの切れ角も少ないため取り回しが困難
- SSと同じ感覚でバンクさせるとステップやカウルを擦ることがある
- ホンダ・VFR800F
- ヤマハ・FJR1300AS
- スズキ・GSX-S1000GT
- カワサキ・ニンジャ1000SX
オフロード - 地図に載っていない道を探検したい人にオススメ
アスファルトで整地されていない悪路を走るための装備を持つバイクのことです。
かつては50ccから650ccまで多様なオフロードモデルがありましたが、国内の現行ラインナップは230~250ccクラスのみとなっています。
海外モデルには、よりハイパワーな大型のオフロードバイクもあります。
悪路でもグリップするブロックタイヤと、路面の凸凹に強い大径ホイールを装備しています。
路面からの衝撃を吸収する長めのサスペンションを持ち、岩などの衝突でエンジン下を破損しないように最低地上高が高めに設定されているのが特徴です。
そのため、シートが高くなってしまいがちで、足つきが悪くなりやすいです。
ただし、足つきに関しては、ローダウン(車高を下げる)パーツを付ければ改善することもできます。
オフロードに興味はあるけど、オンロードバイクに比べるとちょっと異質な感じがするかな?
最初のバイクに選ぶ人は少数派かもね。でも1度乗るとドハマりしてしまう人が多いジャンルだよ。
- オンロードバイクでは通れないような悪路も走ることができる
- 車体が軽いため取り回しがラク
- ダート走行に慣れるとタイヤが滑ってもコントロールできるようになる
- 転ぶことを前提に作られているため転倒させても破損が少ない
- 上体を起こした乗車姿勢のため、走行風をまともに受ける
- シートの幅が狭いため、お尻が痛くなりやすい
- 一部の車種はタンク容量が少なく航続距離が短い
- ホンダ・CRF250L
- ヤマハ・セロー250
- カワサキ・KLX230S
- KTM・690エンデューロR
- ハスクバーナ・701エンデューロ
モタード - ハイグリップタイヤでオンロードをキビキビ走りたい人にオススメ
アスファルトとダートを組み合わせたコースで速さを競う「スーパーモタード」で使用されるバイクのことで、オフロードバイクにオンロード用の17インチホイールとタイヤを装着しているのが特徴です。
軽い車体とハイグリップタイヤの組み合わせによって高いコーナリング性能を発揮するため、低速コーナーが連続するコースではSSと同等の速さを見せることもあります。
ジムカーナやエクストリームなどの競技で使用されることが多いバイクでもあります。
オフ車のスタイルが好きだけどダートは走らないって人に向いているバイクかな?
そうだね、アスファルトでの加速・減速・旋回性能が優れているから、街乗りや狭い峠道でもキビキビ走れるバイクだよ。
- ホイールが小径のためオフロードモデルよりも足つきがいい
- 高いコーナリング性能をもつ
- 上体を起こした乗車姿勢のため、走行風をまともに受ける
- シートの幅が狭いため、お尻が痛くなりやすい
- 一部の車種はタンク容量が少なく航続距離が短い
アドベンチャー - 長距離移動もオフロード走行も楽しみたい人にオススメ
出典:suzuki公式サイト
オンロードとオフロードの両方で走りを楽しめるジャンルで、まさしく「冒険(アドベンチャー)」という言葉がピッタリなバイクです。
大型スクリーンやナックルガード、アンダーガード、ストロークが長めのサスペンションを装着し、高速道路走行とオフロード走行に特化した造りになっています。
また、大型のリヤキャリアを標準装備し、専用パニアケースを取り付けやすい車種が多く、積載性に優れたモデルでもあります。
かつてのラインナップは大型バイクが中心でしたが、17年にスズキ・Vストローム250が登場して以来、小排気量アドベンチャーも注目され始め、高い人気を集めています。
ここ数年で人気が高まっているジャンルで、旅するライダーが好んで選ぶみたいだね。
たくさんの荷物を積んで、道を選ばずに駆け巡る冒険の旅…あこがれるなー
- オフロードバイクの弱点である高速道路走行がラク
- オンロードバイクの弱点である悪路走行もOK
- オフロードバイクより重いため、悪路走行には慣れと技術が必要
- 本格的なオフロード走行を想定していないモデルもある
- ホンダ・CRL1100アフリカツイン
- ヤマハ・テネレ700
- スズキ・Vストローム1050XT
- カワサキ・ヴェルシスX250
クラシック(ネオレトロ) - 昔ながらのオーソドックスなバイクに乗りたい人にオススメ
出典:honda公式サイト
一般的に「クラシック」という言葉には、古いという印象がありますが、バイクのジャンルとしては「昔ながらのデザインを踏襲した現代のマシン」という意味合いが強いです。
このようなマシンは「クラシック」または「ネオレトロ」に分類されます。
デザインは70~80年代のバイクを模したものが主流で、丸形ヘッドライトに砲弾型のアナログメーター、スポークホイール、空冷エンジン(もしくは空冷に似せた水冷エンジン)、ロケットカウルなどを搭載していることが特徴です。
また、往年の名車を現代風にリバイバルさせた車種もこのジャンルに含まれます。
動力性能よりもスタイルを重視しているため、本格的なスポーツバイクには及びませんが、ワインディングや高速道路を十分に楽しめるポテンシャルを持っています。
旧車には手を出せないけれど、このジャンルなら中身は最新だから安心して乗れそうだね。
デザインもカッコいい!
バイクらしいスタイルだから、バイクをあまり知らない人からもウケがいいね。
- 中身は最新の装備なので、経年劣化による故障の心配が少ない
- 世代を問わず人気が高い
- 突出した性能は持っていない
- デザインを重視するために燃料タンクなどを縮小している車種もある
ストリート - 高性能なバイクよりも手軽に乗れるバイクが欲しい人にオススメ
出典:bikebros
ストリートモデルの起源は87年に登場したヤマハ・TW200ですが、当時はレーサーレプリカブーム最盛期。
このバイクに人気が集まることはなく、もちろん「ストリート」というジャンルも存在しませんでした。
しかし、90年代後半にTW200をストリート用にカスタムしたマシンが流行し、さらに俳優の木村拓哉が主演を務めるドラマにこのマシンが登場したことで人気が爆発。
その人気に乗じてホンダが00年に絶版モデルだったFTR250をFTR(223cc)として再販するという異例の事態が起こり、他メーカーもそれに追従した結果、「ストリート」というジャンルが定着し始めました。
幅の広いハンドルにオフロードバイクよりも低く設計されたシート、シンプルな空冷単気筒エンジン、スポークホイールなどを備えています。
スポーツ性能が高いわけではありませんが、構造がシンプルで乗りやすく、自分でメンテナンスやカスタムを手軽に行えることから高い人気を集めているジャンルです。
なんだかネイキッドやクラシックのバイクに似ているね。
今でこそどちらに分類してもよさそうだけど、かつては「ストリート」と明確に呼べるカテゴリーがあったね。
残念ながら新車のラインナップはもうないけれど、もともと人気が高かったジャンルだから中古車のタマ数が豊富なんだ。
- 自分好みにカスタムしやすい
- 構造がシンプルなためメカの勉強になる
- ノーマルの車両はクセがなく乗りやすい
- カジュアルなウエアやヘルメットが似合う
- 突出した性能は持っていない
- 新車ラインナップがなく、程度のいい中古車も残りわずか
- ノーマルの中古車を探すことが非常に難しい
クルーザー(アメリカン) - 広大な大地を駆け巡るようなツーリングがしたい人にオススメ
アメリカのハーレーダビッドソンのスタイルを踏襲した国内モデルが「アメリカン」と呼ばれるバイクです。
低く前後に長い車体と、ライダーが手足を前に投げ出したようなライディングポジション、腹に響くように鼓動する大排気量のエンジンを搭載していることが特徴です。
本家ハーレーダビッドソンとの差別化を図る意味もあって、かつては国内モデルを「アメリカン」と呼んでいましたが、現在この呼称はあまり使われず、本家・国内モデルもまとめて「クルーザー」と分類する傾向にあります。
激しいスポーツ走行は想定しておらず、アメリカ大陸の広大な直線道路を駆け巡るようなツーリングシーンがよく似合うバイクです。
旅好きライダーからも支持されているジャンルです。
古い洋画や洋楽のジャケット写真なんかでよく見るバイクだね。
昔の「カッコいいライダー」を象徴するような存在だからね。今はアドベンチャーやツアラーが人気だけど、昔ながらの旅バイクといえばやっぱりこのジャンルだよなぁ〜。
- 直進安定性に優れる
- 「旅感」を味わうことができる
- 足つき性がいい
- 女性からの評判がいい(と言われている)
- バンク角が少ないためコーナリングは苦手
- ホイールベースが長いことから取り回しも苦手
- 車体が重い
- シートに全体重を預ける姿勢のため腰に疲労が溜まりやすい
アメリカンバイクについては、こちらでさらに詳しく解説&排気量別にオススメ車種を紹介しているので、合わせて参考にしてください!
アメリカンバイクってどんなバイク?特徴やオススメ車種を排気量別に紹介
原二・原一スクーター - クラッチ操作ナシで街中を楽に走りたい人にオススメ
出典:yamaha公式サイト
原二は51~125cc、原一は50ccクラスのバイクを指します。
スクーターはAT車とも呼ばれ、MT車のバイクと異なり、クラッチ操作とギヤチェンジが不要という点が最大の特徴です。
クルマと同じくバイクの運転免許にもAT限定があり、さらに125ccまでなら小型限定でOKですので、免許の取得費用を安く抑えられることも利点ですね。
フットスペースに荷物を置くためのフックが付いていたり、シート下にヘルメットが収納できるスペースが確保されていたりと、通常のバイクにはない積載能力を持っています。
【原一スクーターについて】
原一スクーターは近年ラインナップが減少している上、30km/h制限や二段階右折など、今の時代にそぐわないルールを守る必要があるため、あまりオススメはできません。
免許の取得費用はかかってしまいますが、原二クラスを選んだ方が、より楽しいバイクライフを送ることができるはずです。
フラッと買い物に行ったりできるから日常の足によさそうだね。
加速力や旋回性能も悪くないので、ツーリングにも使える万能選手だね。
ただ、クラッチやギア操作がないので、楽だけど物足りなさを感じるかも。
- クラッチ操作が不要のため、運転がラク
- 125cc以下限定の二輪駐輪場に停められる
- 原二クラスは2人乗りが可能(一部車種を除く)
- ギヤチェンジで靴が傷まない
- 雨の日に足元が濡れにくい
- 任意保険料を安く抑えられる
- 高速道路や自動車専用道路を走ることができない
- 小径ホイール車は道路の凸凹を拾いやすい
ビッグスクーター - ATで高速道路走行やタンデム走行をしたい人にオススメ
出典:suzuki公式サイト
125cc以上のスクーターのことです。
ビッグスクーターの種類は大きく分けて2つあり、それぞれ特徴が異なります。
- 150~160ccクラス:125ccと同等の小柄な車体のため、取り回しがしやすい
- 250~650ccクラス:大柄な車体でホイールベースも長いため、取り回しが苦手
排気量が大きくなるほど力強い走りができるようになり、250ccクラス以上になるとソファのような座り心地のシートのおかげで二人乗りでも快適なクルージングが可能です。
その反面、排気量が大きくなるにつれて原二クラスのようなお手軽さは薄れてしまいます。
スポーツ走行は不向きですが、例外的にヤマハ・TMAXシリーズのように力強い加速力と俊敏なフットワークを追及しているモデルもあります。
大きなスクリーンがついているから高速道路もラクに走れそうだね。
コーナーでバイクを操る感覚はMTバイクに劣るけど、その点にこだわらなければ素晴らしい乗り物だと思うよ。
- 大型スクリーンのおかげで高速道路走行がラク
- 250ccクラス以上はシートが前後に長く、2人乗りがしやすい
- シートが長いモデルは収納スペースも広い
-
ホイールベースが長い250ccクラス以上はコーナーが苦手
ミニバイク - 手軽に乗れてバイクの基本を学べるバイクが欲しい人にオススメ
出典:honda公式サイト
原二クラス以下でスクーターに分類されない車種を「ミニバイク」としています。
小さいながらも通常のバイクと同じように、クラッチ操作やギヤチェンジをして走りを楽しめるモデルもあり、また、クラッチ操作不要でギヤチェンジのみを行えるモデルもあります。
エンジンのパワーは非力ですが、車体が非常に軽いおかげで鋭い加速が楽しめ、さらに燃費がいいという利点もあります。
リヤシートとタンデムステップが装着されているモデルは2人乗りもできるため、まさにバイクを楽しむための「基本」が全て詰まっているジャンだといえます。
軽くて乗りやすいし、スピードが出すぎないから安心して乗れる。
初めての1台にもオススメだね。
そういえば最近は芸能人がミニバイクに乗り始めてニュースになっていたり、ファッション誌で取り上げられているのをよく見かけるね。それだけ注目されているのかな。
- 車体が軽く、取り回しがラク
- 125cc以下限定の二輪駐輪場に停められる
- 任意保険料を安く抑えられる
- バイクの基本を学ぶことができる
- 突出した性能は持っていない
- 高速道路や自動車専用道路を走ることができない
- ホンダ・CB125R
- ホンダ・CT125ハンターカブ
- スズキ・GSX-R125
- カワサキ・Z125プロ
まとめ
いかがでしたでしょうか。欲しいバイクのジャンルは見つかりましたか?
あらためて読んでみると、バイクのジャンルってめちゃくちゃ多いですね…。
でもきっと、ジャンルについて詳しく知ることで、「このジャンルのバイクはメーカーがどんな思いで作ったのか」が見えてくるはずです。
そのメーカーの思いと、あなたが求めているバイクの楽しみ方が一致すれば、そのバイクがあなたのとっての最高の1台なのかもしれません。
ぜひあなたの理想の1台を見つけてくださいね。
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