ヘルメットで髪型を崩さない方法はある?ぺちゃんこにならない対策を8つ紹介
中古バイク選びで絶対見るべき12のポイント!初心者でも失敗しない選び方
当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています
中古バイクは「価格の安さ」が魅力ですが「状態が悪いかもしれない」という不安がありますよね。
バイクは実際に走らせてみないと状態が悪いかどうかを判断しにくいものです。
しかし、厄介なことに多くのバイクショップは試乗を受け付けてくれません。
そのため、購入者は「目視による判断」や「直感」というふんわりした情報だけでバイクの状態を見極めなければならず、それが中古車選びを難しくさせている要因となっています。
中古バイクを購入する時はココを見ろ! みたいなのはないの?
そういうのを参考にしたいんだけど
あるよ!ポイントをまとめてたので、参考にしてみてね
新車と中古車どっちを買おうか迷っている人は、こちらも参考にしてください。
バイクは新車と中古車どっちを選ぶべき?それぞれのメリット&デメリットを解説
中古バイクは、この12箇所を必ずチェック
初心者が中古バイクを購入する際は、バイクに詳しい人に同行してもらうのが一番ですが、都合よくそんな人がいない場合もあるでしょう。
そんな場合は次の項目をチェックすれば、一人で判断できるので、参考にしてみてください。
車両価格
相場よりも価格が高い車両は状態が良く、安い車両は状態が悪い。この事実は変わりません。
中古車情報サイトで調べれば、欲しいバイクの相場が分かりますので、その相場よりも高いか安いかで、その中古バイクの状態がある程度判別できます。
そして、自分が欲しい個体が相場よりも高い(安い)と感じた場合は、ショップのスタッフに必ずこう聞いてください。
「どうしてこの値段なんですか?」
スタッフ側もお店の信用を落としたくはありませんから、そう聞かれて嘘をついたりはしません。
「転倒歴があって外装を塗り直しているから安い」
「消耗品が全て新品になっているから高い」
といったように理由を教えてくれます。
どうしてこの値段なのかを聞けば、親切なショップなら詳しく答えてくれる
その時にどんな対応をしてくれるかによって、ショップの信用度も分かるよね
走行距離
意外に思うかもしれませんが、バイクの走行距離というものは、あまりアテになりません。
具体的に「◯万km走ったらダメになる」のような指標がないからです。
走行距離が多くても前オーナーが消耗品を定期的に交換していれば状態はいいですし、その逆もあります。
とはいえ、それでは何の目安にもなりませんので、悩んだ時は以下の式を参考にするといいでしょう。
この数字(年間走行距離)が1,000km以下のバイクは乗らずに放置されている期間が長かった可能性が高いです。
バイクは、走行するより放置する方がコンディションに悪影響なので、放置期間が長いバイクはゴムパーツが劣化していたり、見えない金属パーツにサビが発生していたりする可能性があります。
年数が経っているのに走行距離が不自然に少ないバイクを見つけた時は、注意してみてください。
「走行距離が少ない=バイクの状態がいい」みたいに思われているけど、必ずしもそうじゃないことは知っておこう
うーん、結局どうしたらいいんだろう?
一般的に中古バイクの価格を決めるボーダーラインは3万kmと言われています。
なので、目安としては
- 3万km未満なら、状態がいい可能性が高い(その分価格も高い)
- 3万km以上なら、状態が悪い可能性もある(その分価格も安い)
くらいに考えてもいいです。
年式は新しい方が良い
「◯◯年式のカラーリングが絶対に欲しい!」などの強いこだわりがない限り、年式は少しでも新しい方がいいです。
理由は、古い年式のバイクは、メーカーからのパーツ供給が早く終了する傾向にあるからです。
特に外装パーツは真っ先に供給がストップするので、購入前に確認しておきましょう。
転倒時に壊れやすい外装やミラー、ウインカーなどは要チェックです。
スタッフに確認すればパーツの在庫状況を調べてくれます。
外装パーツもそうだけど。エンジンや電装系の主要パーツの欠品も怖いんだ…
古い年式のバイクが欲しい人は注意しておこう
外装のキズの有無
外装のキズはそのままになっている場合と、塗装して分からないようになっている場合があります。
塗装して綺麗な方がいい!と思われがちですが、実はそのままになっている方が購入者にとってありがたいことが多いです。
理由は、キズの周辺をチェックすれば、不具合を見つけられる可能性が高まるからです。
キズがある周辺のパーツのボルト穴が欠けていたり、パーツがズレていたり、ツメが折れていたり…といったキズ以外の不具合を見つけやすくなります。
キズは購入後に直してもらえることが多いので、キズまわりをチェックした上で相談してみましょう。
キズそのものよりも、キズ部分に強い衝撃が加わったことによる二次被害をチェックするってことだね
そういうこと。キズは後からでも直せるからね
カラーリングと年式が合っているか
バイクは年式によってカラーリングが変わります。2021年モデルは青、2023年モデルは黒のような具合です。
つまり、その年式には存在しないカラーリングの車両の場合、外装やパーツが交換されているということになります。
なぜそうなっているのかについては
「タンクがサビて別の年式のものに付け替えた」
「転倒して外装一式を交換した」
などの理由があるはずです。
正しい外装の組み合わせは調べればすぐにわかるから、欲しいバイクが決まったら事前に確認しておこう
もし違う外装が付いている場合は、必ずその理由をショップに確認しようね
タンクにサビがないか
ガソリンタンク内部にサビが発生すると、サビがインジェクターやキャブレターを詰まらせてしまい、故障の原因になります(というか故障します)。
ガソリンタンクの内部は複雑な構造をしているため、目視だけで100%判断することはできませんが、写真のように最低でも給油口まわりだけはチェックしましょう。
加えて、ガソリンタンクとインジェクター(キャブレター)をつなぐホースに社外品のフィルターが付いているバイクは要注意です。
なぜならこのフィルターは、前オーナーやショップが「このバイクはタンク内にサビが発生しているかもしれない」と疑っている場合に取り付けるものだからです。
ごくまれに、フィルターに茶色いサビが溜まっている中古車を見かけることもありますが、これは完全にアウトです。
フィルター付きのバイクを見つけたら「なぜ付けているのか」をスタッフに確認しておきましょう。
タンクのサビは本当に厄介なので、真っ先にチェックしたいポイントだね。ライトの光を使って奥の方まで確認しよう
中古車情報サイトでも給油口の写真を載せていることが多いな。それだけ重要な箇所なんだね
ハンドルストッパーにキズがないか
ハンドルストッパーとは、バイクのハンドルを左右どちらかいっぱいに切ったときにぶつかる突起状の部分です。
激しい転倒をしたバイクはここにキズがついていたり、塗装が剥がれたりしていますので、おおよその転倒歴を知ることができます。
立ちゴケでもハンドルストッパーにキズがつくことがあるから、あくまでも転倒歴を知るための判断材料だね
写真(筆者のバイク)のストッパー、がっつりキズついてんじゃん…
ハンドルグリップ&ステップゴムの摩耗具合
ハンドルゴムはライダーの手が、ステップゴムはライダーの足が絶えず接触している部分ですので、走行距離が増えるにつれて摩耗していきます。
もし、走行距離が極端に少ないのに、グリップやゴムがツルツルに摩耗していたら、メーターの距離が実際の数字ではない可能性も考えられます。
グリップやステップゴムって消耗品なんだね
走行距離は少ないのに、ゴムが摩耗している車両は要注意だよ
フロントフォーク&リヤショックのサビ・オイル染み
伸び縮みするフロントフォークやリヤショックの内部にはオイルが入っており「シール」と呼ばれるゴムパーツがオイルを漏れないように閉じ込めています。
しかし、フォークやショックにサビが発生してしまうと、このシールを破ってしまい、オイルが漏れてしまいます。
このサビは除去が難しく、パーツごと交換になるケースが多いため、サビを発見したら整備にかかる費用を確認しておいた方が良いです。
フォークのサビはタンクのサビと同じくらい重要なチェックポイントだよ
サビがひどいとフォークのインナーチューブごと交換になることもあるよ
消耗品の残量(タイヤやブレーキパッド・チェーン・スプロケ)
目に見えやすい消耗品として代表的なものが、タイヤ、ブレーキパッド、チェーン、スプロケットの4つです。もし店頭に並んでいる状態で交換の必要を感じたら、スタッフに相談しましょう。
交換するべきかどうかのチェックポイントは以下の通りです。
- 溝が十分に残っているか
- タイヤにヒビが入っていないか
タイヤは紫外線や水分などによって油分が失われると十分なグリップを発揮できません。
そうなったタイヤの表面には細かいヒビが発生するため、交換するかどうかの目安にするといいでしょう。
- パッドが十分に残っているか
- ローター(ディスク)側が極端に摩耗していないかどうか
ローターの摩耗具合を初心者が判断することは難しいですが、指で触ればある程度は判断可能です。
◯mmまで減ったら交換という表記がローター本体に刻印されているので、心配な人はスタッフにノギスで測定してもらいましょう。
- チェーンのコマがガタついていないか
チェーンのコマがガタガタになっている場合は寿命が近いことを示しています。
ただし、このガタつきがなくてもチェーンが伸びてしまって寿命を迎えている場合もあります。
チェック方法は、スプロケットにかかっているチェーン部分を後ろ側に引っ張ります。ここにガタがあれば交換だと思ってください。
- スプロケットの山が左右均等になっているか
スプロケットの摩耗は、山(歯)の部分を見ます。
リヤホイール側のスプロケット(ドリブンスプロケット)は、必ずチェーンに引っ張られる側から摩耗していきますので、古くなったものは山の左右が均等になっていません。
本当はエンジン側のスプロケット(ドライブスプロケット)も同時にチェックすべきですが、ドリブンスプロケットだけである程度の判断が可能です。
これら消耗品はいずれ交換が必要になるものだから、納車整備で交換してもらうのもいいね。少しでも万全の状態で乗り始めたいでしょ?
たしかにそうだね
新品のタイヤは滑りやすいので、タイヤを交換してもらう場合は乗り始めに注意しましょう。
エンジンの状態(音や吹け上がり、アイドリング)
エンジンの状態を知るためにはエンジンをかける必要がありますが、お店によって難しかったりします。
店頭に並んでいるバイクはエンジンオイルを抜いていたり、ガソリンを抜いていたりすることがあるため、エンジンをかけさせてもらえないケースがあります。
もしエンジン始動ができる場合は、エンジンの始動性や、アイドリング時に異音がないかどうかなどをチェックするのが一般的です。
明らかに異音が出ていなければ、あまり気にしなくてもいいと思う。だってそのバイクの「正常な音」なんて普通は分からないでしょ?
旧車や海外モデルは、新車時から荒っぽいエンジン音のバイクもあるもんね…
整備記録が残っているかどうか
中古車の程度のよさを示す指標としてバイクショップがよく使うものに「整備記録の有無」があります。
これは、そのバイクの前オーナーもそこのショップでお世話になっていて、整備やカスタムの情報が残っていますよということです。
バイクショップは「どこの誰が触ったかわからないバイク」や「どんなパーツが組み込まれているかわからないバイク」の取り扱いを嫌います。
そのお店で買ったバイクしか面倒を見ないショップが多いのもそのためです。
逆に、整備記録が残っているバイクは素性がハッキリしているため「このバイクならウチで自信をもって整備できますよ」という裏付けになるのです。
整備記録が残っているバイクはショップ側にはもちろん、購入者にとっても大きなプラスポイントとなります。
エンジンオイルなどの定期的なメンテナンスの記録も全部残っているのは心強いなぁ
整備記録が残っていることで、購入後に発生したトラブルも見つけやすくなることもあるからね
中古バイクの選び方 まとめ
中古バイク選びは、欲しいバイクの価格が相場に対してどれくらい違うのかを知ることから始まります。
価格が相場と大きく離れていたり、不自然な改造(外装の交換など)がされている場合は、スタッフに逐一「なぜ?」と確認しましょう。
面倒な客だと思われたくないと思うかもしれませんが、何十万もする買い物をするのですから、それは当然の確認事項です。
中古車は新車よりも安いからと低価格にばかり気を取られてしまうと「安物買いの銭失い」になってしまいます。
高いものは状態がよく、安いものは状態が悪い。
この点をしっかりと覚えておき、今回紹介したチェックポイントを見ながらスタッフとよく相談して商談を進めていきましょう。
中古車の状態を見るポイントも分かったし、今なら欲しいバイクが見つけられそうな気がする!
この記事を読んでくれた人たちが、よい中古車と出会えますように
モトスポットでは、他にもバイクやツーリングに役立つ様々な情報やサービスが無料で利用できます!
バイクをもっと楽しくする情報
> バイクに役立つ情報を見る
全国のライダーおすすめツーリングスポット検索
> ツーリングスポット探す
自動ツーリングルート作成ツール
> 自動ツーリング作成ツールを使う
誰でもツーリングブログ投稿
> みんなのツーリングブログを見る
他のバイク知識記事
-
バイク知識
愛犬とバイクに乗る方法!安全にタンデムできるグッズや注意すべき法律も解説
愛犬とバイクに乗ってツーリング、憧れますよね。バイクは積載容量も少なく犬をそのまま乗せるのは難しいですが、専用アイテムを使えば実現できます。この記事では、安全に楽しむために必要な知識やグッズをまとめました。しっかりと準備して愛犬とバイクライフを満喫しましょう!
-
バイク知識
自宅にバイクを停められないライダー必見!月極バイク駐車場の探し方はココに注目
バイク購入時に気になる問題が「駐車場」の場所。大切な愛車は安全性・利便性が高い場所に停めておきたいですよね? 当記事ではそんな駐車場選びについて解説しています。すでにバイクを持っていて、新しい駐車場を探している人もぜひ参考にしてくださいね。
-
バイク知識
【バイクに乗る時の服装ガイド】選び方のポイント4選と避けるべき服装
バイクに乗るときの服装に困っている方は必見!この記事では、バイクに乗る際の服装や季節に応じた選択、避けるべき服装について解説しています。実は、安全性だけでなく、快適性も重要視することが大切です。この記事を読めば、最適なバイクウェアを選ぶヒントが得られます。
-
バイク知識
始める前に知っておきたい!バイク通勤のメリット・デメリットから選び方まで徹底解説
バイク通勤したい人必見!この記事では、バイク通勤に関するメリットやデメリットについて解説しています。実は通勤時間を短縮できるメリットがありますが、会社によっては許可されない場合もあるので、事前に確認が必要です。この記事を読めばバイク通勤の始め方がわかります。
-
バイク知識
ヘルメットで髪型を崩さない方法はある?ぺちゃんこにならない対策を8つ紹介
ヘルメットで髪型が崩れるのって嫌ですよね。ライダー誰しもが持つ悩み。原因は「蒸れ」と「圧迫による固定」です。原因に対してしっかりと対策すればヘルメットを被っても髪型を崩さなくすることは可能です。今回はその方法をまとめました。バイクに乗って髪型が崩れるのが気になるという人は、参考にしてください。
-
バイク知識
【ライダー必見】バイクの盗難対策は絶対必要!すぐできるセキュリティ強化方法まとめ
「自分のバイクは盗まれない」そう思っていませんか?今、全国で毎日25台のバイクが盗まれています。自分のバイクは大丈夫という保証はどこにもありません。バイクの盗難対策の方法を理解して、自分のバイクは自分で守りましょう。
オススメ記事
-
バイク知識
全ライダーにオススメのバイク雑誌13選!ジャンル別に初心者向けの雑誌やお得に読む方法も解説
初心者がバイクやツーリング、ライディングテクニックなど網羅的に知るならバイク雑誌が最適です!プロのライターがしっかりと調べた情報とわかりやすい写真でまとめられているので、効率的に理解できます。そんなバイク雑誌をジャンル別にオススメのバイク雑誌をまとめました。サブスクサービスを利用すれば全ての雑誌をお得に読むことができるのでオススメです。
-
バイク用品
バイクの寒さ対策は必須!冬を乗り切る方法&おすすめグッズを紹介
バイクの寒さ対策していますか?冬ツーリングや通勤通学、極寒の寒さの中でバイクに乗らなければいけない時でも快適に乗る方法をまとめました!オススメの寒さ対策グッズも紹介しているので、これで寒い冬でも快適にバイクに乗りましょう!
-
バイク用品
バイク用シートバッグおすすめ16選!選び方と使用時の注意点も紹介
シートバッグを使ってバイクに荷物を乗せたい人必見!5L程度のコンパクトなものから、70Lを超える大容量サイズまでシートバッグは種類が豊富です。用途に合わせて選べば今よりもっと快適に荷物を運ぶことができます。この記事でバッグの種類や選び方、オススメ商品を紹介します。
-
バイク知識
【バイクのジャンル15選】バイクってどんな種類があるの?
バイクをジャンルごとにまとめました!これからバイクに乗りたいと思っている人は、バイクの種類を知って気になる1台を見つけましょう。特徴やメリットデメリットなども記載しているので、デザインだけでなく性能からもバイクを探せるようになると失敗しないバイク選びばできるようになります。
-
バイク用品
OGKカブトヘルメットおすすめ9選!安い理由や安全性についても解説
OGKカブトのヘルメットが「安い理由」と「安全性」について徹底解説します。AraiやSHOEIと比較してコスパが高く、信頼性も兼ね備えたOGKカブトのヘルメット。初心者ライダーからベテランまでおすすめのモデル9選と、実際の口コミや評判、選び方も詳しく紹介します。
-
バイク用品
雨の日でも安心な最強レイングローブの選び方とオススメ商品12選!
レイングローブ使っていますか?雨の日に普通のグローブは危険です。操作性が悪くなり事故の原因にもなります。安全と快適に運転するためにもしっかりとしたレイングローブを準備しておきましょう。この記事ではレイングローブの選び方とオススメを紹介します。
コメント
コメント
名前
ログインすると、コメントの削除やアイコンの設定ができます。