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ヘルメットで髪型を崩さない方法はある?ぺちゃんこにならない対策を8つ紹介
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マスツーリングにはソロツーリングとは違った魅力があります。
参加してみようかな?と考えているバイク初心者の方もいるでしょう。
しかし、
周りのペースについて行けなかったらどうしよう・・・
SNSで知り合ったバイク仲間とのマスツーリングって大丈夫かな?
マスツーリングに誘われたけど知っておいた方がいいことはある?
このように考えているバイク初心者やマスツーリング未経験の方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、バイク初心者がマスツーリングを安全に楽しむためのコツや注意点について解説します。
また、マスツーリングに参加する前の確認ポイントもまとめました。
マスツーリングに行ってみたいけど不安・・・というあなたは、ぜひ参考にしてみてください。
最初に「マスツーリング」とは、どういう意味なのか簡単に説明します。
マスツーリング=Mass Touringとは、複数台・集団でのツーリングです。
「〇台以上」というような定義はなく、一般的には3台以上のバイクでのツーリングのことをマスツーリングと呼びます。
同じ車種・排気量のバイクが数十台連なって走行するマスツーリングもありますが、まったく異なるバイク同士で走行するケースの方が多いです。
マスツーリングの一番の魅力は、バイク好きな仲間同士で体験や思い出を共有できることです。
同じ景色を見て走り、休憩時間を一緒に過ごすため、仲間との一体感を味わうことができるでしょう。
またメンバーによっては、世代の異なるベテランライダーと親しくなることもあります。
走り方のアドバイスをもらったり、バイクに関するさまざまなことを教わったりするいい機会になるかもしれませんよ。
マスツーリングでは基本的に、「千鳥走行」と呼ばれる走り方をします。
ここでは、千鳥走行について見ていきましょう。
千鳥走行とは、同一車線内でバイク同士が左右互い違いになって走ることです。
たとえば、先頭のバイクが車線の右寄りなら2台目は左寄り、3台目は右寄りというように、上から見るとジグザグの隊列になっています。
ただし、どんな道路でも千鳥走行をするというわけではありません。
状況に応じて適切な走り方をすることが大切です。
千鳥走行は「車両通行帯のある道路(片側2車線以上の道路)」での走り方です。
それ以外の道路では違反行為や迷惑行為になることがあるため注意しましょう。
なお、違反行為となるのは片側1車線の道路での千鳥走行で、”右寄り走行”をしているバイクです。
片側1車線の道路ではキープレフト、左寄り走行をしなければいけません。
罰則はありませんが、違反行為に相当することを覚えておいてください。
千鳥走行をしないほうがよいのは、高速道路の追い越し車線や、カーブが多く見通しの悪い道路などです。
このような場合は千鳥走行を解除して一列走行をします。
とはいえ、慣れないうちはどのタイミングで隊列を変えるのか分からないこともあるでしょう。
ベテランライダーの走り方を参考にしたり、インカムで確認したりすることをおすすめします。
マスツーリングで千鳥走行をすると次のようなメリットがあります。
ひとつずつ簡単に説明していきます。
千鳥走行にすると隊列全体の長さが短くなり、次のようなメリットがあります。
参加するバイクの台数にもよりますが、左右互い違いに走るため、先頭のバイクから最後尾のバイクまでの距離は一列走行よりも短くなります。
千鳥走行の場合は、前を走るバイクとの車間距離を確保しやすくなります。
各ライダーが前のバイクのすぐ後ろではなく、斜め後ろを走るからです。
また、互い違いに走ることでお互いが死角に入り込みにくくなるため、安全に走行できるというメリットもあります。
千鳥走行には周囲の状況を把握しやすいというメリットがあります。
一列走行の場合、目の前にいるバイクやその周囲しか目に入らなくなる可能性が高いです。
たとえば、2台前にいるバイクがブレーキランプやウィンカーを点灯させた場合、一列で走っているとすぐに気づくことができません。
しかし千鳥走行であれば2台前のバイクを視認できますし、自分の前を走るバイクだけでなく前方の道路の様子も確認しやすくなります。
また、先頭のバイクと最後尾のバイクが隊列全体の状況を把握しやすい点もメリットのひとつです。
千鳥走行では自分の左右にバイクが走っていないため、万が一の際に左右に移動することができます。
もしも車の急な合流や割り込み、路上駐車している車や落下物などがあった場合、急ブレーキをかけるか左右どちらかによけることになるでしょう。
また、強風や突風にあおられて左右にぶれてしまうことも考えられます。
もしも千鳥走行ではなく横並びで走行していると、隣にいるバイクと接触する可能性があるため大変危険です。
なお、バイクでの並走は道路交通法違反ではありません。
しかし道路によっては千鳥走行同様に「右寄り走行」が違反行為とみなされる可能性があります。
安全性や周囲のドライバーへの配慮という観点から、マスツーリングの場合は並走ではなく千鳥走行または一列走行がベストといえるでしょう。
バイク初心者の方がマスツーリングに参加すると、主に次のようなメリットがあります。
ここでは、「初心者同士ではなくベテランライダーが参加しているマスツーリング」を想定して説明します。
マスツーリングに参加してほかのライダーたちと一緒に走ると、ツーリングのコツを学ぶことができます。
バイク初心者の方やツーリングの経験が浅い方の場合、ツーリングで慣れない道を走ると緊張で疲れてしまうことが多いです。
特に、初めての高速道路やカーブの多い峠道となるとかなり緊張するため、なかなか楽しめないかもしれません。
しかし、経験豊富なライダーが参加しているマスツーリングであれば、ベテランライダーの走り方を参考にして走ることができます。
料金所をスムーズに通過するためのポイントや、見通しの悪いカーブの走り方など、ベテランライダーからツーリングのコツを学ぶいい機会になるでしょう。
マスツーリングの場合、万が一トラブルが起きても一人ではないので心強いというメリットがあります。
ソロツーリングの場合、もしもバイクの調子が悪くなったり事故を起こしたりしても、誰にもサポートしてもらえません。
「スマホがあるからなんとかなるだろう」と考える方もいるでしょうが、電波の届きにくい場所でトラブルが起きる可能性もあります。
また、事故でスマホが壊れたり、ケガをしてスマホを操作できなかったりする可能性もゼロではないのです。
ソロツーリングで「交通量や人通りの少ない場所での事故」&「スマホが使えない状況」は、ある意味大変危険といえます。
その点、マスツーリングであればライダー同士でサポートできるため、安心して走れるのではないでしょうか。
マスツーリングの参加メンバーにもよりますが、今まで接点のなかったバイク乗りたちと知り合えることもメリットのひとつです。
たとえ乗っているバイクが同じではなくても、バイクが好き、ツーリングが好きという共通点があります。
初対面の相手でもコミュニケーションをとりやすいことが多いので、バイク仲間と知り合えるいい機会になるでしょう。
ここでは、バイク初心者がマスツーリングを安全に楽しむコツを説明します。
マスツーリングを楽しむには、事前に確認事項をおさえておくことです。
初めてマスツーリングに参加するときは、次の点を確認しておくと安心です。
ひとつずつ説明していきます。
集合場所と目的地、そしてどのようなルートで走るのか確認しましょう。
たとえ初めて走る道路でも、事前にある程度調べておくと気持ちに余裕が出ます。
ルートを完璧に頭に入れる必要はありませんが、できるだけ下調べしておくと安心です。
休憩やガソリン給油についても確認しておきます。
だいたい何時間おきにどこで休憩するのか、食事はどうするのかなど、事前にわかっていれば慌てることはありません。
また給油についてですが、マスツーリングでは基本的に全員同じタイミングで給油します。
タンク容量や燃費はバイクによって異なるため、一人一人のペースに合わせていると時間がかかってしまうからです。
なお、集合するときはガソリン満タンの状態にしておきましょう。
マスツーリングでの走行中の連絡(会話)にはインカムを利用することが多いです。
ただし、参加するメンバー全員が同じメーカーのインカムを使っているとは限りません。
マスツーリング当日になって「つながらない!?」と慌てないためにも、事前にインカムの接続性を確認しておくと安心です。
インカムを持っていない場合は、この機会に購入を検討するのもよいです。
昔は、3万円くらいする高級品でしたが、今では5,000円程度で買えるものも増えてきたので、気軽に導入できます。
こちらの記事で、コスパ最強のインカムについてまとめているので、参考にどうぞ!
バイク用おすすめインカム9選!高性能・高コスパ・安くて使いやすい商品を紹介
また「インカムでの会話に参加しなくてもいい」「インカムを買う予定はない」という方は、必要最低限の合図(ハンドサイン)を確認しておくとよいでしょう。
その場合は、参加メンバーにインカムを持っていないことを伝えておくことが大切です。
隊列からはぐれたときや、信号などにより隊列が分断されたときの対処法についても確認しましょう。
事前に確認しておかないと、「早く追いつかないと!」と焦ってしまい、危険な運転になることがあるためです。
マスツーリングに慣れているベテランライダーの多くは、次のようなルールを決めています。
メンバー全員がインカムで会話できる場合はその都度相談することもできるでしょう。
しかし、メンバー同士の距離によっては接続できない可能性があり、インカムを持っていないメンバーがいることも考えられます。
はぐれたり隊列が分断されたりしたときにパニックにならないためにも、事前にルールを確認しておくと安心です。
マスツーリングでどのように走るかも大切な確認ポイントです。
走行順や隊列など、基本的な走り方をしっかり確認しておきましょう。
走る順序
初心者が参加するマスツーリングでは、先頭と最後尾にベテランライダーを配置し、初心者ライダーを間に挟むようにして走るのが一般的です。
経験豊富なベテランライダーを先頭と最後尾に配置すると、初心者ライダーの孤立を防ぐことができます。
ベテランライダーが3人以上参加している場合は、初心者ライダーの近くに配置してもらえることもありますよ。
速度
ベテランライダーは初心者のペースに合わせて走行してくれることが多いです。
とはいえ、それでも周りのペースについていけないと感じることもあるでしょう。
その場合は無理をせず、ベテランライダーやまとめ役のライダーに「速度を落としてほしい」「走る順番を変えてほしい」などと伝えることをおすすめします。
隊列
前述したとおり、マスツーリングでは千鳥走行が基本となります。
しかし、片側1車線の道路やカーブの多い道などでは一列走行をするなど、状況に応じた走り方をしなければいけません。
マスツーリングに慣れていない場合はベテランライダーの走り方を参考にしたり、インカムで相談したりするとよいでしょう。
マスツーリングで有料道路を走行する場合は、支払い方法についても確認しておくと安心です。
一般的なマスツーリングでは、先頭のベテランライダーが全員分をまとめて支払います。
1台ずつ支払っていると非常に時間がかかり、後ろにいる車両に迷惑をかける可能性があるためです。
この場合は、出発前あるいは合流地点などで清算することになります。
もちろん、すべてのメンバーがバイク用ETCを搭載したバイクに乗っていれば基本的に問題ありません。
しかし、「現金支払いのみの料金所」や「無人料金所」がある有料道路も存在します。
有料道路をスムーズに走行するためにも、支払い方法やコツについて事前に確認しておくとよいでしょう。
万が一のトラブルの際にどうすればいいかも確認しておきます。
どんなに準備万端で参加しても、安全に注意していても、バイクの不調や事故が発生する可能性があるためです。
それはあなた自身かもしれませんし、ほかのメンバーであるかもしれません。
あなたやほかの誰かが「タイヤがパンクして走行不能になった場合」や、「事故を起こした場合」などを想定し、対処法について確認しておくことをおすすめします。
バイクショップなどが主催するマスツーリングでは、細かいルールを設けていることがあります。
その場合は事前に教えてもらえることが多いので、必ず内容を確認しておきましょう。
初めてマスツーリングに参加するなら、バイクショップ主催のマスツーリングが向いています。
なぜかというと、経験豊富なベテランライダーが全体のまとめ役になっていることが多いためです。
初心者ライダーが参加することも多く、初心者のペースに合わせる、走る順番を工夫するなどの配慮をしてもらえるでしょう。
大人数でのツーリングに慣れているベテランライダーなら、周囲に配慮した走り方も期待できます。
またバイクショップであれば、参加メンバーの身元や連絡先、バイク歴などを把握していることが多いです。
SNSなどで知り合ったバイク仲間とのマスツーリングが危険でないとはいいきれません。
初めてのマスツーリングで身元やバイクの技量などが分からない相手と一緒に走るよりも、バイクショップ主催のほうが安心といえるでしょう。
定期的にマスツーリングを行っているバイクショップも多いので、まずは相談してみてはいかがでしょうか。
その際、「バイク初心者です」「マスツーリング未経験です」と伝えておくことをお忘れなく。
最後に、バイク初心者がマスツーリングに参加するときの注意点をまとめました。
覚えておきたい注意点は次の5つです。
マスツーリングを安全に楽しむためにも、これらの注意点をしっかりとおさえておきましょう。
一番大切なのは、焦らずに無理をしないことです。
たとえ前のバイクとの間があいても、間にほかの車両が入っても、慌てることはありません。
焦って追いつこうとするとオーバースピードになったり、無謀な追い越しをしたりしてしまう可能性があり、大変危険です。
はぐれたときや隊列が分断されたときなどのルールや、後ろにベテランライダーが控えていることを思い出し、冷静に走るように心がけてください。
走行速度や車間距離を意識することも大切です。
マスツーリングでは前を走るバイクに集中しやすくなり、周囲の状況確認がおろそかになる傾向にあります。
特に初心者の場合は遅れないようにしようとするため、「気づいたらオーバースピードになっていた」「前のバイクにくっつきすぎていた」となりがちです。
自分のペースを守って無理なく走ることで、急な飛び出し、合流や追い越しをしようとする車両、右左折時の対向車などに気づきやすくなり、そのぶん素早く反応できます。
車間距離ですが、千鳥走行のときは「ミラーで斜め後ろにいるバイクを確認できる・前のバイクのミラー越しにライダーの顔が見える位置」が望ましいです。
一列走行時は状況に応じて適切な車間距離をとりましょう。
ただし、慣れないうちは距離を長めにすることをおすすめします。
インカムがあるからといって、ほかのライダーとの会話に夢中にならないようにしましょう。
走りながらの会話が楽しいのはわかりますが、話に夢中で周囲の状況確認がおろそかになっては元も子もありません。
インカムでの会話は必要最低限の内容にとどめ、深い話はバイクを降りてからにしましょう。
天候によってはマスツーリングへの参加を見送る勇気も必要です。
「天気予報では晴れだったのに、マスツーリング当日に雨・・・」というケースも少なくありません。
季節によっては走行ルートのどこかで雪に降られたり、路面が凍結していたりする可能性もあります。
ベテランライダーが「大丈夫」と判断したとしても、あなた自身が「無理」と感じた場合は参加するべきではないでしょう。
トラブルが起きてから「やっぱりやめておけばよかった・・・」とならないためにも、天候に応じて参加・不参加を決めることも覚えておいてください。
雨の中走る可能性がありそう、、というときは、事前に準備しておきましょう。
雨対策は、マスツーリング以外でも必要なので、バイクに乗るならやっておいて損はないです。
必要な雨対策は、全てこちらにまとめてあります。
雨でも快適にバイクに乗る方法&オススメ雨対策グッズまとめ
マスツーリングでは周囲のドライバーに配慮することも覚えておきましょう。
マスツーリングの人数(バイクの台数)が多ければ多いほど、周囲に迷惑をかけてしまう可能性があるからです。
たとえば駐車場をバイクの集団で占領したり、休憩所を大人数で利用したりすると、ほかのドライバーが利用できないことがあります。
また、隊列が分断されないようにと連なって走行してしまい、車線変更したい車や駐車場から車道に合流したい車を邪魔する形になる可能性も否定できません。
ベテランライダーなどを見習い、周囲のドライバー(特に車)をイラつかせない走り方をするよう心がけてみてください。
そして、ほかのメンバーに配慮することも大切です。
集団で行動するマスツーリングでは協調性が重要なので、自分勝手な行動は控えましょう。
この記事では、バイク初心者がマスツーリングを安全に楽しむコツや注意点をご紹介しました。
<マスツーリングを安全に楽しむための確認事項>
<マスツーリングに参加するときの注意点>
バイク初心者の方がマスツーリングに参加すると、共通の趣味をもつ仲間と知り合える、安心してツーリングを楽しめるなどのメリットがあります。
もちろん、「いつもはソロツーリングだけどマスツーリングも楽しそう!」という方もいるでしょう。
ご紹介したコツや注意点を参考にして、マスツーリングならではの魅力を体感してみてください。
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