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ヘルメットで髪型を崩さない方法はある?ぺちゃんこにならない対策を8つ紹介
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中古バイクは「価格の安さ」が魅力ですが「状態が悪いかもしれない」という不安がありますよね。
バイクは実際に走らせてみないと状態が悪いかどうかを判断しにくいものです。
しかし、厄介なことに多くのバイクショップは試乗を受け付けてくれません。
そのため、購入者は「目視による判断」や「直感」というふんわりした情報だけでバイクの状態を見極めなければならず、それが中古車選びを難しくさせている要因となっています。
中古バイクを購入する時はココを見ろ! みたいなのはないの?
そういうのを参考にしたいんだけど
あるよ!ポイントをまとめてたので、参考にしてみてね
新車と中古車どっちを買おうか迷っている人は、こちらも参考にしてください。
バイクは新車と中古車どっちを選ぶべき?それぞれのメリット&デメリットを解説
初心者が中古バイクを購入する際は、バイクに詳しい人に同行してもらうのが一番ですが、都合よくそんな人がいない場合もあるでしょう。
そんな場合は次の項目をチェックすれば、一人で判断できるので、参考にしてみてください。
相場よりも価格が高い車両は状態が良く、安い車両は状態が悪い。この事実は変わりません。
中古車情報サイトで調べれば、欲しいバイクの相場が分かりますので、その相場よりも高いか安いかで、その中古バイクの状態がある程度判別できます。
そして、自分が欲しい個体が相場よりも高い(安い)と感じた場合は、ショップのスタッフに必ずこう聞いてください。
「どうしてこの値段なんですか?」
スタッフ側もお店の信用を落としたくはありませんから、そう聞かれて嘘をついたりはしません。
「転倒歴があって外装を塗り直しているから安い」
「消耗品が全て新品になっているから高い」
といったように理由を教えてくれます。
どうしてこの値段なのかを聞けば、親切なショップなら詳しく答えてくれる
その時にどんな対応をしてくれるかによって、ショップの信用度も分かるよね
意外に思うかもしれませんが、バイクの走行距離というものは、あまりアテになりません。
具体的に「◯万km走ったらダメになる」のような指標がないからです。
走行距離が多くても前オーナーが消耗品を定期的に交換していれば状態はいいですし、その逆もあります。
とはいえ、それでは何の目安にもなりませんので、悩んだ時は以下の式を参考にするといいでしょう。
この数字(年間走行距離)が1,000km以下のバイクは乗らずに放置されている期間が長かった可能性が高いです。
バイクは、走行するより放置する方がコンディションに悪影響なので、放置期間が長いバイクはゴムパーツが劣化していたり、見えない金属パーツにサビが発生していたりする可能性があります。
年数が経っているのに走行距離が不自然に少ないバイクを見つけた時は、注意してみてください。
「走行距離が少ない=バイクの状態がいい」みたいに思われているけど、必ずしもそうじゃないことは知っておこう
うーん、結局どうしたらいいんだろう?
一般的に中古バイクの価格を決めるボーダーラインは3万kmと言われています。
なので、目安としては
くらいに考えてもいいです。
「◯◯年式のカラーリングが絶対に欲しい!」などの強いこだわりがない限り、年式は少しでも新しい方がいいです。
理由は、古い年式のバイクは、メーカーからのパーツ供給が早く終了する傾向にあるからです。
特に外装パーツは真っ先に供給がストップするので、購入前に確認しておきましょう。
転倒時に壊れやすい外装やミラー、ウインカーなどは要チェックです。
スタッフに確認すればパーツの在庫状況を調べてくれます。
外装パーツもそうだけど。エンジンや電装系の主要パーツの欠品も怖いんだ…
古い年式のバイクが欲しい人は注意しておこう
外装のキズはそのままになっている場合と、塗装して分からないようになっている場合があります。
塗装して綺麗な方がいい!と思われがちですが、実はそのままになっている方が購入者にとってありがたいことが多いです。
理由は、キズの周辺をチェックすれば、不具合を見つけられる可能性が高まるからです。
キズがある周辺のパーツのボルト穴が欠けていたり、パーツがズレていたり、ツメが折れていたり…といったキズ以外の不具合を見つけやすくなります。
キズは購入後に直してもらえることが多いので、キズまわりをチェックした上で相談してみましょう。
キズそのものよりも、キズ部分に強い衝撃が加わったことによる二次被害をチェックするってことだね
そういうこと。キズは後からでも直せるからね
バイクは年式によってカラーリングが変わります。2021年モデルは青、2023年モデルは黒のような具合です。
つまり、その年式には存在しないカラーリングの車両の場合、外装やパーツが交換されているということになります。
なぜそうなっているのかについては
「タンクがサビて別の年式のものに付け替えた」
「転倒して外装一式を交換した」
などの理由があるはずです。
正しい外装の組み合わせは調べればすぐにわかるから、欲しいバイクが決まったら事前に確認しておこう
もし違う外装が付いている場合は、必ずその理由をショップに確認しようね
ガソリンタンク内部にサビが発生すると、サビがインジェクターやキャブレターを詰まらせてしまい、故障の原因になります(というか故障します)。
ガソリンタンクの内部は複雑な構造をしているため、目視だけで100%判断することはできませんが、写真のように最低でも給油口まわりだけはチェックしましょう。
加えて、ガソリンタンクとインジェクター(キャブレター)をつなぐホースに社外品のフィルターが付いているバイクは要注意です。
なぜならこのフィルターは、前オーナーやショップが「このバイクはタンク内にサビが発生しているかもしれない」と疑っている場合に取り付けるものだからです。
ごくまれに、フィルターに茶色いサビが溜まっている中古車を見かけることもありますが、これは完全にアウトです。
フィルター付きのバイクを見つけたら「なぜ付けているのか」をスタッフに確認しておきましょう。
タンクのサビは本当に厄介なので、真っ先にチェックしたいポイントだね。ライトの光を使って奥の方まで確認しよう
中古車情報サイトでも給油口の写真を載せていることが多いな。それだけ重要な箇所なんだね
ハンドルストッパーとは、バイクのハンドルを左右どちらかいっぱいに切ったときにぶつかる突起状の部分です。
激しい転倒をしたバイクはここにキズがついていたり、塗装が剥がれたりしていますので、おおよその転倒歴を知ることができます。
立ちゴケでもハンドルストッパーにキズがつくことがあるから、あくまでも転倒歴を知るための判断材料だね
写真(筆者のバイク)のストッパー、がっつりキズついてんじゃん…
ハンドルゴムはライダーの手が、ステップゴムはライダーの足が絶えず接触している部分ですので、走行距離が増えるにつれて摩耗していきます。
もし、走行距離が極端に少ないのに、グリップやゴムがツルツルに摩耗していたら、メーターの距離が実際の数字ではない可能性も考えられます。
グリップやステップゴムって消耗品なんだね
走行距離は少ないのに、ゴムが摩耗している車両は要注意だよ
伸び縮みするフロントフォークやリヤショックの内部にはオイルが入っており「シール」と呼ばれるゴムパーツがオイルを漏れないように閉じ込めています。
しかし、フォークやショックにサビが発生してしまうと、このシールを破ってしまい、オイルが漏れてしまいます。
このサビは除去が難しく、パーツごと交換になるケースが多いため、サビを発見したら整備にかかる費用を確認しておいた方が良いです。
フォークのサビはタンクのサビと同じくらい重要なチェックポイントだよ
サビがひどいとフォークのインナーチューブごと交換になることもあるよ
目に見えやすい消耗品として代表的なものが、タイヤ、ブレーキパッド、チェーン、スプロケットの4つです。もし店頭に並んでいる状態で交換の必要を感じたら、スタッフに相談しましょう。
交換するべきかどうかのチェックポイントは以下の通りです。
タイヤ
タイヤは紫外線や水分などによって油分が失われると十分なグリップを発揮できません。
そうなったタイヤの表面には細かいヒビが発生するため、交換するかどうかの目安にするといいでしょう。
ブレーキ
ローターの摩耗具合を初心者が判断することは難しいですが、指で触ればある程度は判断可能です。
◯mmまで減ったら交換という表記がローター本体に刻印されているので、心配な人はスタッフにノギスで測定してもらいましょう。
チェーン
チェーンのコマがガタガタになっている場合は寿命が近いことを示しています。
ただし、このガタつきがなくてもチェーンが伸びてしまって寿命を迎えている場合もあります。
チェック方法は、スプロケットにかかっているチェーン部分を後ろ側に引っ張ります。ここにガタがあれば交換だと思ってください。
スプロケット
スプロケットの摩耗は、山(歯)の部分を見ます。
リヤホイール側のスプロケット(ドリブンスプロケット)は、必ずチェーンに引っ張られる側から摩耗していきますので、古くなったものは山の左右が均等になっていません。
本当はエンジン側のスプロケット(ドライブスプロケット)も同時にチェックすべきですが、ドリブンスプロケットだけである程度の判断が可能です。
これら消耗品はいずれ交換が必要になるものだから、納車整備で交換してもらうのもいいね。少しでも万全の状態で乗り始めたいでしょ?
たしかにそうだね
新品のタイヤは滑りやすいので、タイヤを交換してもらう場合は乗り始めに注意しましょう。
エンジンの状態を知るためにはエンジンをかける必要がありますが、お店によって難しかったりします。
店頭に並んでいるバイクはエンジンオイルを抜いていたり、ガソリンを抜いていたりすることがあるため、エンジンをかけさせてもらえないケースがあります。
もしエンジン始動ができる場合は、エンジンの始動性や、アイドリング時に異音がないかどうかなどをチェックするのが一般的です。
明らかに異音が出ていなければ、あまり気にしなくてもいいと思う。だってそのバイクの「正常な音」なんて普通は分からないでしょ?
旧車や海外モデルは、新車時から荒っぽいエンジン音のバイクもあるもんね…
中古車の程度のよさを示す指標としてバイクショップがよく使うものに「整備記録の有無」があります。
これは、そのバイクの前オーナーもそこのショップでお世話になっていて、整備やカスタムの情報が残っていますよということです。
バイクショップは「どこの誰が触ったかわからないバイク」や「どんなパーツが組み込まれているかわからないバイク」の取り扱いを嫌います。
そのお店で買ったバイクしか面倒を見ないショップが多いのもそのためです。
逆に、整備記録が残っているバイクは素性がハッキリしているため「このバイクならウチで自信をもって整備できますよ」という裏付けになるのです。
整備記録が残っているバイクはショップ側にはもちろん、購入者にとっても大きなプラスポイントとなります。
エンジンオイルなどの定期的なメンテナンスの記録も全部残っているのは心強いなぁ
整備記録が残っていることで、購入後に発生したトラブルも見つけやすくなることもあるからね
中古バイク選びは、欲しいバイクの価格が相場に対してどれくらい違うのかを知ることから始まります。
価格が相場と大きく離れていたり、不自然な改造(外装の交換など)がされている場合は、スタッフに逐一「なぜ?」と確認しましょう。
面倒な客だと思われたくないと思うかもしれませんが、何十万もする買い物をするのですから、それは当然の確認事項です。
中古車は新車よりも安いからと低価格にばかり気を取られてしまうと「安物買いの銭失い」になってしまいます。
高いものは状態がよく、安いものは状態が悪い。
この点をしっかりと覚えておき、今回紹介したチェックポイントを見ながらスタッフとよく相談して商談を進めていきましょう。
中古車の状態を見るポイントも分かったし、今なら欲しいバイクが見つけられそうな気がする!
この記事を読んでくれた人たちが、よい中古車と出会えますように
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