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バイク知識

バイクで牽引すると違反になる?牽引のルールや注意点を解説!

バイクで牽引すると違反になる?牽引のルールや注意点を解説!のアイキャッチ画像

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投稿日

バイクは自動車に比べると積載量が少ない乗り物です。

そのため、荷物が多いときはリヤカーなどを牽引して運びたい・・と考える方も多いのではないでしょうか。

実は、条件をクリアしていればバイクでも牽引することができます。

ライダー

バイクでリヤカーを牽引するルールが知りたい

ライダー

バイクでキャンピングトレーラーを牽引するのに牽引免許は必要なのかな

ライダー

故障したバイクをバイクで牽引して帰ることは可能?

今回はこのような疑問・お悩みにお答えしていきます。

モトスポット

リヤカーやトレーラーを牽引するメリット・デメリットも紹介するよ

バイクでの牽引に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

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バイクの牽引は条件を満たせば合法

バイクに牽引用ロープをつけた状態

前述したとおり、バイクでの牽引は条件を満たせば違法にはなりません。

牽引する側のバイクの排気量などにより条件は異なりますが、多くの場合、牽引免許がなくても牽引可能です。

またバイクの故障など、やむを得ない場合に限りバイクでバイクを牽引することもできます。

ただし、都道府県ごとに異なるルールを設けている場合があるので、事前に確認しておくとよいでしょう。

バイクでバイクを牽引するときのルールと注意点

バイク同士で牽引している様子

最初に、バイクでバイクを牽引する方法と注意点について説明していきます。

ツーリング先などで走行不能になったときに備え、牽引のルールを覚えておくとよいかもしれません。

バイクでバイクを牽引するときのルール

故障など緊急時にバイクでバイクを牽引して移動させる場合は、以下の条件をすべて満たしている必要があります。

  • バイク同士を頑丈なロープや鎖などで確実につなぐ
  • 牽引するロープ・鎖などにサイズ0.3㎡以上の白い布をつける
  • 牽引するバイクと被牽引バイクとの間が5mを超えていない
  • 被牽引バイクにはその車両を運転できる免許所持者を乗せてハンドルなどの操作をさせる

※都道府県ごとに施行規則の内容は若干異なります。

また故障したバイクを牽引する際の速度は以下のように規制されています。

  • 原付など125㏄以下のバイクで牽引する場合は25㎞/h
  • 車両総重量(車両重量+乗車定員×55㎏)2000㎏以下の車両をその3倍以上の車両総重量のバイクで牽引する場合は40㎞/h
  • 上記以外の場合は30㎞/h

なお、牽引できるバイクは1台までです。

ライダー

高速道路でバイクが故障した場合も友だちのバイクで牽引してもらえるかな?

モトスポット

高速道路の最低速度は50㎞/hだからバイクでバイクを牽引することはできないよ

高速道路上で牽引が必要になった場合はロードサービスを利用しましょう。

バイクでバイクを牽引するときの注意点

バイクのタイヤに牽引用のロープが絡まっている様子

故障したバイクをバイクで牽引しても違法ではありません。

しかし、以下のようなトラブルに発展する可能性があるので注意が必要です。

  • 牽引に使用するロープや鎖がタイヤに巻き込まれる
  • ロープや鎖が切れる・切れた部分があらぬ方向へ飛ぶ
  • 牽引されているバイクが転倒する

バイクでバイクを牽引するには独特のテクニックが求められます。

どんなに頑丈で伸縮性のあるロープで牽引しても、操作ミスにより転倒してしまっては元も子もありません。

ライダー

バランスをとるのが大変そうだ・・

モトスポット

牽引する側とされる側の呼吸が合わないと難しいかもしれないね

牽引する距離や道路状況などにもよりますが、トラブルの際は可能な限りロードサービスを利用することをおすすめします。

バイクでリヤカー・トレーラーを牽引するときのルール

バイクにリアカーをつけて走っている人

続いて、バイクでリヤカーやトレーラーを牽引するときのルールについて解説していきます。

ここではバイクの排気量別にまとめました。

排気量50㏄~125㏄のバイクでリヤカーを牽引する

原付など排気量125㏄までのバイクでリヤカーを牽引する場合のルールは以下の通りです。

  • 牽引するリヤカーの積載量は120㎏まで
  • 最高速度は25㎞/hまで
  • ブレーキランプなどの灯火類が見えなければいけない
  • 牽引するリヤカーは「付随車」扱いで車両登録は不要(ナンバープレート不要)
  • 牽引免許なしで運転可能

※リヤカーの自賠責保険や任意保険はバイクに含まれる
※リヤカーに税金はかからない
※リヤカー単体では「軽車両」扱いである
※リヤカーのサイズに明確な規定はない

このほか、都道府県により「リヤカーの全長は4m未満」や「交通の頻繁な道路は通行不可」といった施行細則が定められていることもあります。

また原付二種の最高速度は60㎞/hですが、牽引する場合は25㎞/hなので注意が必要です。

モトスポット

念のためバイク保険に関しては加入している保険会社に確認しておこう

排気量125㏄を超えるバイクでリヤカー(トレーラー)を牽引する

排気量125㏄超のバイクの場合は以下のルールを守る必要があります。

※125㏄超のバイクで牽引する場合は、「リヤカー・軽車両」ではなく「トレーラー・被牽引車両」扱いとなります。

  • 牽引するトレーラーの積載量が350kgまでなら車検不要
  • 牽引するトレーラーは長さ3.4m、幅1.48m、高さ2mまでなら車検不要
  • 最高速度は一般道60㎞/h、高速道路は80㎞/hまで
  • 牽引するトレーラーも車両登録(ナンバープレート)が必要
  • 牽引するトレーラーも自賠責保険への加入が必要
  • 牽引するトレーラーにもブレーキランプなどの灯火類が必要
  • 総重量750㎏までなら牽引免許不要
  • 「バイクの車両重量×2」が「トレーラーの車両総重量(積載物込みの重さ)」より軽い場合はトレーラーにもブレーキが必要

排気量が125㏄を超えるバイクでの牽引となると、トレーラー自体にもナンバーが必要で、重量税や軽自動車税がかかります。

ライダー

かなりの荷物を運べそうだけど維持費がかかりそうだね

モトスポット

排気量が250㏄を超えるバイクでの牽引の場合は車検や車庫証明も必要だよ

バイクでキャンピングトレーラーを牽引すると違法?

バイクにキャンピングリアカーをつけて走っている人

実はバイクでもキャンピングトレーラーの牽引は可能です。

一般的に、牽引する車の重量は「キャンピングトレーラーの総重量」の2倍~2.5倍が理想的とされています。

つまり、重量が400㎏程度あるバイクであれば200㎏程度のキャンピングトレーラーを牽引できるのです。

また200㎏程度のトレーラーであれば牽引免許も必要ありません。

ただし、キャンピングトレーラーを牽引するには車検証への記載などの手続きが必要なので注意しましょう。

モトスポット

ベッドやキッチン付きのキャンピングトレーラーも牽引できるんだよ

ライダー

じゃあテントは不要?長期間のツーリングでも快適にすごせそうだ

バイクでリヤカーを牽引するメリット・デメリット

バイクにキャンピングリアカーをつけた状態

ここからはバイクでリヤカーを牽引するメリット・デメリットについてご紹介します。

牽引する場合はメリットだけでなくデメリットについても把握しておきましょう。

バイクでリヤカーを牽引するメリット

バイクでリヤカーを牽引するメリットは主に次の2つです。

  • 積載量を増やせる
  • 車より維持費を抑えやすい

それぞれ簡単に説明していきます。

積載量を増やせる

バイクでリヤカーを牽引する最大のメリットは、より多くの荷物を運べることです。

車種にもよりますが、バイクで運べる荷物の量には限界(制限)があります。

通常、バイクの場合は60㎏まで(原付一種の場合は30㎏まで)しか積むことができません。

しかしリヤカーを牽引すれば、原付クラスなら120㎏程度、125㏄超なら350㎏~の荷物を追加できるのです。

大量の荷物をバイクに積載するよりもバランスよく積みやすい点もメリットといえるでしょう。

ライダー

メットインやパニアケースに入らない荷物でもリヤカーになら積めるかもしれないね

モトスポット

バイクに特化したビッグサイズのリヤカーもあるよ

車より維持費を抑えやすい

バイク×リヤカーの場合、車よりも維持費を抑えやすいというメリットもあります。

基本的にバイクは車よりも税金が安い上、燃費が良い乗り物です。

また原付クラスであれば、リヤカーの車庫証明や自賠責保険・バイク保険は必要ありません。

排気量や乗り方次第ではありますが、できるだけ維持費を抑えたい場合はリヤカーの活用が向いているでしょう。

バイクでリヤカーを牽引するデメリット

バイクでリヤカーを牽引すると次のようなデメリットもあります。

  • 速度制限がある
  • 雨対策が必要である
  • すり抜け(追抜き)できなくなる

デメリットに関しても簡単に見ていきましょう。

速度制限がある

バイクでリヤカーやトレーラーを牽引すると速度が制限されます。

たとえば排気量51㏄~125㏄までの原付二種の場合、リヤカーを牽引すると25 km/hまでしか出せません。

うっかり60 km/hで走ってしまうとスピード違反となります。

また高速道路を走るときの法定速度は100 km/hまでですが、牽引しているときは80km/hまでです。

リヤカーやトレーラーを牽引するときは、排気量ごとの速度制限を再確認することをおすすめします。

雨対策が必要である

バイクでリヤカーを牽引する際は、リヤカーの雨対策も欠かせません。

牽引するリヤカーの種類にもよりますが、雨対策をしなければせっかくの荷物が雨で濡れてしまうでしょう。

バイクに特化したリヤカーやトレーラーなど、防水対策が施されているものを選ぶと安心です。

すり抜け(追抜き)できなくなる

バイクでリヤカーやトレーラーを牽引すると、サイズによってはすり抜け(追抜き)ができなくなります。

ルールさえ守れば渋滞や信号待ちのときにすり抜けできるのがバイクのメリットのひとつです。

しかし牽引により横幅が増えるため、思うように前に進めなくなるのです。

牽引していないときと同様の走り方をすると接触事故などにつながるので注意しましょう。

バイクで牽引するときの注意点

バイクにリアカーをつけた状態

バイクでリヤカーなどを牽引するときは以下の点に注意が必要です。

  • ルールを確認する
  • 確実に接続(固定)する

安全に走行するためにも注意点を押さえておきましょう。

ルールを確認する

バイクでリヤカーやトレーラーを牽引するときは、事前にルールをしっかり確認することが大切です。

最高速度や積載量、灯火類やナンバープレートの追加など、排気量に応じたルールを守らなければ違反となります。

必要に応じて保険の見直しや車両登録、駐車場の確保なども忘れないようにしましょう。

モトスポット

牽引するときは都道府県ごとのローカルルールも合わせて確認しておこう

確実に接続(固定)する

バイクで牽引するときは確実に接続(固定)することが重要となります。

リヤカーやトレーラーを牽引するための専用パーツを使うなど、安全に配慮しなければいけません。

万が一牽引中にリヤカーやトレーラーが外れてしまうと、後続車などに多大な迷惑をかけることになります。

故障などやむを得ない事情でバイクを牽引する場合も、切れたり外れたりする恐れのない方法で牽引しましょう。

こんな人にはバイクでの牽引がおすすめ!

キャンプ道具をリアカーで運ぶバイク

リヤカーやトレーラーの牽引がおすすめなのは次のようなライダーです。

  • 大量の荷物をバランスよく積載するのが苦手である
  • パニアケースやリアボックスなどの脱着が面倒である
  • バイクにキャリアやボックスを固定したくない
  • キャンプやツーリングのときだけ積載量を増やしたい
  • バイク×キャンプを充実させたい

車種や予算、シチュエーションなどに合わせ、リヤカーやトレーラーの牽引も検討してみてください。

なお、リヤカーやトレーラーの相場は商品により大きく異なります。

バイクに特化したトレーラーの場合は20万~40万円以上、キャンピングトレーラーの場合は50万円~数百万が目安です。

しかし自転車用のサイクルトレーラーなら1万円~数万円程度で購入できますし、自作すればさらに費用を抑えられるでしょう。

いずれにしても違法とならないようにご注意ください。

自動車でバイクを牽引する(運ぶ)方法は?

車でバイクを運搬する

最後に、車でバイクを牽引する(運ぶ)方法について簡単にご紹介します。

バイクを車で運ぶ方法として一般的なのはトランポの利用ではないでしょうか。

ワンボックスカーや軽トラ・軽バンなどにバイクを積む方法です。

しかし、車にヒッチメンバーという装置(部品)を取り付けるという方法もあります。

ライダー

ヒッチメンバーってなに?

モトスポット

車とトレーラーを連結するためのパーツだね。サイクルキャリアを装着して自転車を運んでいる車、見たことないかな

車の後方にヒッチメンバーを付けてトレーラーを牽引すれば、バイクを乗せて運ぶことが可能です。

その際、折り畳み式のトレーラーを選べば広い駐車スペースを探す必要はありません。

なお、ボルトで固定するヒッチメンバーなら構造変更の必要がなく、そのまま車検に出すことができます。

ただし車のナンバープレートや灯火類が見えないと違法となるので注意が必要です。

ヒッチメンバー+トレーラーでバイクを牽引するときは、専門業者などに相談することをおすすめします。

まとめ ルールを守ればバイクの牽引も可能!でも運転には注意しよう

バイクにリアカーをつけて走る人

今回はバイクでの牽引についてご紹介しました。

ルールさえ守っていれば、バイクでバイクやリヤカー、トレーラーを牽引することができます。

どんなシーンで何を牽引するかにもよりますが、一味違ったバイクライフを楽しめること間違いなしです。

もっとたくさん荷物を運びたいライダーの方は、牽引という方法も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

ただし安全に配慮することをお忘れなく。

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