出雲大神宮は、京都府亀岡市にある神社で、古代から縁結びの神として信仰を集めてきた場所です。大国主命(おおくにぬしのみこと)を主祭神として祀っており、出雲大社と同様に縁結びや福徳の神社として親しまれています。「古来、日本一の縁結びの神」と称され、恋愛成就や夫婦円満を願う多くの参拝者が訪れます。 神社の境内は、豊かな自然に囲まれ、静かな雰囲気が漂っています。特に「磐座(いわくら)」と呼ばれる巨石群は神聖な場所とされ、古代からの信仰の対象です。さらに、境内には「玉の泉」という湧水があり、この水を飲むと長寿になると言われています。出雲大神宮は、自然の美しさと神秘的な雰囲気が魅力のスポットで、年間を通じて多くの人々が訪れます。
霊鑑寺は、承応3年に後水尾天皇の皇女・多利宮によって創建された尼門跡寺院であり、歴代皇女が住職を務めたことから「椿の寺」や「谷の御所」とも呼ばれます。本堂には徳川家斉が寄進した如意輪観音像が安置されており、庭園には100種以上の椿が植えられています。日光椿(京都市天然記念物)や白牡丹椿などが咲き誇ります。 また、愛らしい御所人形や絵カルタなど皇室ゆかりのものも多く保存されています。臨済宗南禅寺派の門跡寺院であり、格調高い池泉観賞式庭園には春にツツジや椿、秋には紅葉が楽しめます。通常非公開ですが、春と秋に特別公開されます。少し足元の悪い石段を上り下りする必要があるので、足の悪い方はご注意ください。
ロゴス(LOGOS)が経営するキャンプ施設があり、テントなどのキャンプ用品も販売されています。とても広く、手ぶらでキャンプ体験やバーベキューも楽しめます。施設内にはキャンプホテルやBBQテラス、アウトドア料理のレストランなどがあり、屋内施設もあるので雨でも楽しめます。 さらに、ローラースライダーや木製アスレチックなどのアトラクションも楽しめます。公園内にはピクニックが楽しめる大芝生広場もあります。ログスショップやワークショップなども開催され、家族や仲間と一緒に楽しい時間を過ごすことができます。近くにコンビニがないので、飲み物などは持参した方が良いです。
るり渓は長さ4キロメートルの渓谷で、渓谷上流部は花崗岩、下流部は石英粗面岩で、岩や滝、深淵が清流に点在し、景観のアクセントとなっています。 「るり渓十二勝」には、玉走盤や双龍渕など特徴ある名前がつけられており、両岸には広葉樹やアカマツが生い茂っています。最上流部には通天湖と観光レクリエーション施設があり、休日には多くの人が訪れます。渓谷は昭和7年に名勝に指定されています。 オートキャンプサイトがあります。素泊まりのプランは用意されていませんが、手ぶらで利用可能な7タイプのキャンプサイトがあり、キャンプ初心者の方も簡単にグランピングなどを楽しむことができます。テント内は、冬でも床暖房が設置されていたり、冷蔵庫もあるため、キャンプとは思えないほど快適です。また、温泉も同じ施設内にあるため、とても便利です。
京都市動物園は、約140種類の動物たちが暮らす、京都市左京区にある歴史ある動物園です。園内では、キリンやレッサーパンダ、ライオンなどの人気動物を間近で観察できるほか、「生態展示」により動物たちの自然に近い生活を楽しめます。また、「ふれあい広場」ではウサギやモルモットと触れ合える体験ができ、特に子どもたちに人気です。 2015年のリニューアル以降は展示方法が進化し、動物たちの個性や習性をより深く感じられるようになりました。さらに、学びの場としても充実しており、動物保護や生態について学べるパネル展示やイベントも開催されています。平安神宮や岡崎公園に近く、観光途中で立ち寄るのにも最適なスポットです。
ZERO-BASEは、京都府南丹市にあるライダースカフェです。山に囲まれていて、近くには川もあるので、自然を感じられます。ライダースカフェなだけあってバイクで来ている方が多いですが、車も停められるためどちらで行っても楽しめます。 美山町産のお米や自家栽培の無農薬野菜、平飼い卵を使用した料理を提供し、美しい自然を眺めながら食事を楽しむことができます。カフェのチキンオーバーライスは絶品です。バスケットゴールやキックボードなども置いてあるので、体を動かすこともできます。洗車する場所もあるのでとても良いツーリングスポットです。
一般には銀閣寺として知られ、足利義政が1482年(文明14年)に開いた山荘です。東山文化の代表とされ、義政が多様な文化を育てた拠点でした。 寺は臨済宗相国寺派に属し、元々の山荘は後に寺に改められました。その中心的な建造物である銀閣(国宝)は1489年(延徳元3年)に上棟され、二層の楼閣で、上層は潮音閣、下層は心空殿と呼ばれます。他にも、東求堂(国宝)があり、その内部には同仁斎が存在し、これは四畳半茶室の原型と言われています。 庭園は池泉回遊式庭園(特別名勝・特別史跡)で、特に印象的なのは本堂前の銀沙灘と向月台の二つの砂盛りです。また、上の庭園はお茶の井庭園ともいわれ、昭和6年に発掘した岩石群は枯山水庭園です。 1994年(平成6年)12月に「古都京都の文化財」として、「世界遺産条約」に基づく世界文化遺産に登録されました。江戸時代になってから、金閣寺に対して銀閣寺と呼ばれるようになりました。
伏見桃山城は、1592年に豊臣秀吉によって指月山に初めて築かれ、豊臣秀頼が大阪城に移った後、徳川家康が城主となり政務を行いました。しかし、関ヶ原の戦いで落城し、建物の大部分が焼失しました。その後、1602年に家康によって再建されましたが、1619年に廃城となりました。 その後、元禄時代までに伏見城の跡地に桃の木が植えられ、桃山と呼ばれるようになり、伏見城は伏見桃山城とも呼ばれるようになりました。廃城となった建物や部材は、二条城、淀城、福山城などに移築されました。 現在、城址の近くには模擬天守が建っており、かつては「伏見桃山城キャッスルランド」という遊園地の一部でした。しかし、2003年に遊園地は閉園し、模擬天守は解体予定でしたが地元の要望により残され、現在は京都市管理の「伏見桃山城運動公園」として整備されています。この模擬天守は、歴史的・文化的な価値はありませんが、見応えや迫力は十分です。