丹生川上神社は、奈良県吉野郡川上村にある古社で、約1300年以上の歴史を持つ神社です。大和川の源流である丹生川のほとりに位置し、古来から水の神を祀る神社として信仰を集めています。主祭神は高龗神(たかおかみのかみ)で、雨乞いや水運、農業などに関連するご利益があるとされています。 この神社は、上社・中社・下社の三つから構成され、いずれも深い自然に囲まれた静寂な環境にあります。上社は特に雨乞いの儀式が行われたことで有名で、古代から農耕の発展に重要な役割を果たしてきました。また、境内は自然豊かで、四季折々の美しい風景を楽しむことができ、特に秋の紅葉が見事です。丹生川上神社は、水にまつわる神聖な空間として、今も多くの参拝者が訪れる場所となっています。
元興寺(がんこうじ)は、奈良県奈良市にある歴史的な寺院で、飛鳥時代に創建された日本最古の仏教寺院の一つです。元々は飛鳥にあった法興寺を奈良の地に移転したもので、奈良時代には東大寺や興福寺と並ぶ大寺として栄えました。元興寺の見どころは、国宝に指定されている「極楽坊本堂」や「禅室」です。本堂の屋根には、飛鳥時代の瓦が現存しており、約1400年の歴史を感じさせます。 また、極楽坊の周辺には四季折々の花が咲き誇り、静かで落ち着いた雰囲気の中で仏教の歴史に触れることができます。毎年8月には「地蔵会万灯供養」が行われ、境内が無数の灯籠で照らされる幻想的な光景が広がります。歴史好きや仏教文化に興味がある方にとって、訪れる価値のある場所です。駐車場はありませんが、観光地なので、青空パーキングが周辺にあります。
大和神社(おおやまとじんじゃ)は、奈良県天理市にある歴史深い神社で、古くは「日本最古の神社」の一つとして知られています。祭神は、日本の軍神とされる大物主大神で、古代から国の安泰や武運長久、農業の繁栄などを祈る場として信仰を集めてきました。大和神社の境内は広大で、静寂な雰囲気が漂い、四季折々の自然が楽しめる美しい場所です。特に春には桜が咲き誇り、多くの参拝者が訪れます。 また、重要文化財に指定されている本殿や拝殿は、古代の建築様式を今に伝える貴重な建造物です。毎年10月には「大和神社例大祭」が行われ、神輿渡御や伝統的な舞楽が奉納されるなど、地域の重要な行事として賑わいます。神社は、歴史的な背景と自然の美しさを楽しめる奈良県の代表的な神社の一つです。戦争つい没者の慰霊碑があり、小さい資料館もあります。そこには戦艦大和の模型がおいており、貴重な写真なども見ることができます。
奈良県にある寺院で、山の斜面では高さ20mの大観音石像を見ることが出来る人気スポットです!特に春の桜や秋の紅葉の時期に訪れるのがお勧めで参拝客で賑わいます。 「壺阪寺」は目の病や眼病封じのお寺として知られています。 眼病封じの祈願を行うときには木札に名前を書き、観音様に結んで眼病封じの御朱印を持ち帰ると観音様が願いを聞き届けてくださると言われています。 また、眼病にご利益があることから、「壺阪寺」では「めがね供養」も行っています。 開門閉門時間は午前8時半〜午後5時まで年中無休 駐車場もあるのでご安心ください♪ちなみにバイクも駐車可能です。春や秋は参拝客で混雑が予想されますので時間に余裕を持って行くことをオススメします。
長谷寺(はせでら)は、奈良県桜井市初瀬に位置する真言宗豊山派の総本山で、「花の御寺」として知られています。初瀬山の中腹に広がる境内には、国宝の本堂や重要文化財の仁王門、五重塔などが点在し、四季折々の花々が彩りを添えます。特に春の牡丹や秋の紅葉は見事で、多くの参拝者や観光客が訪れます。 本堂には高さ10メートルを超える木造の十一面観音像が安置されており、これは日本最大級の木造仏像として有名です。また、399段の登廊(のぼりろう)を上ると本堂に至り、その道中からの景色も魅力の一つです。長谷寺は、西国三十三所観音霊場の第八番札所としても信仰を集め、古典文学にも度々登場する歴史ある寺院です。