船岡城址公園は明治維新まで柴田氏が居住した館跡で、東北有数の桜の名所として知られています。無料駐車場から公園の山頂までは305mの有料スロープカーを利用できます。山頂には24mの高さの船岡平和観音像が立ち、柴田町の街並みや蔵王の山々、太平洋の眺望が楽しめます。スロープカーで上まで上がらなくても、駐車場から少し登った展望台から見える「東北本線」「白石川沿いに植えられた桜並木」が人気の場所です。 また、昭和45年のNHK大河ドラマ「樅ノ木は残った」で有名になった樅の木も公園内に建っています。毎年4月に開催される「しばた桜まつり」は27万人以上の花見客が訪れ、他にも紫陽花、曼珠沙華、菊、イルミネーションなどのイベントが開催されます。
桜山八幡宮は岐阜県高山市にある歴史ある神社で、応神天皇を主祭神としています。高山祭の春と秋の例祭で知られ、国の重要無形民俗文化財に指定されています。この神社は4世紀頃に創祀されたと伝えられ、秋の高山祭では美しい山車が展示されることで有名です。飛騨高山の古い街並みを背景に、適度に枯れた雰囲気の社殿が静かに佇んでおり、地域の文化や歴史を感じさせてくれます。 また、神社の境内からは高山市の景色を一望でき、四季折々の自然美を楽しむことができます。毎年10月9、10日に開催される秋の例祭は春の日枝神社の例祭と共に高山祭として国の重要無形文化財に指定されているほどで、見応え十分。境内に高山祭屋台会館があり例祭で練り歩く屋台が交代で展示されているので、例祭以外のシーズンでも楽しめます。