ヘルメットで髪型を崩さない方法はある?ぺちゃんこにならない対策を8つ紹介
ヘルメットの臭いを取る方法は?臭う理由やメンテナンス方法も解説|必要なのは洗濯と除菌
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なんかヘルメットが臭い気がする…
あれこれ試してるのに臭いが取れない…
普段、私たちの命を守ってくれているヘルメット。ヘルメットが臭っていると、バイク運転中は辛いですよね。
私も夏場は蒸れて臭いやすいので、その気持ちがよく分かります。
そこでこの記事では、ヘルメットの臭いに悩む方に向けて、臭いの原因やメンテナンス方法について詳しく解説します。
【こんなお悩みを持つ方におすすめ】
- ヘルメットが臭い
- 色々対策したけど臭いが取れない
- 具体的なメンテナンス方法を知りたい
【記事を読むと分かること】
- ヘルメットが臭う理由
- ヘルメットのメンテナンス方法
- 簡単なお手入れの方法
この記事を読めば、「ヘルメットの臭い」とはおさらばです。
おすすめの消臭スプレーなども解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
ヘルメットに臭いが付くのは雑菌が原因
ヘルメットに臭いが付くのは、雑菌が原因です。
あれ、汗じゃないの?
汗も原因の1つだけど、厳密には「汗や雨が原因で発生した雑菌」が臭いの元だよ
その証拠に、発汗直後や雨で濡れた直後はあまり臭わないのではないでしょうか。
実は、汗や雨は元々無臭。この汗や雨を放置すると、雑菌が増え、臭いに変わります。
あまり想像したくはありませんが、足が臭くなるのと同じ原理です。
具体的な臭いの発生原因は次の通り。
- ヘルメットに皮脂や排気ガスなどの汚れが付く
- 水分がヘルメットに付着する
- 汚れに潜む雑菌、水分を元に増殖する
- 臭いが発生する
ヘルメットの内側には、目に見えない汚れがたっぷり付着しています。
排気ガス満々の道路を走ったり、着脱するときに肌を擦るのですから、当たり前のことですね。
そこに水分が加わることで雑菌が活性化し、増殖して臭いが発生します。
ヘルメットが臭う原因は「雑菌」。
つまり、臭いを取るには「雑菌を取り除く」必要があるということです。
【カギは除菌】ヘルメットの臭い対策は洗濯が確実
ヘルメットの臭いを確実に取りたい方は、今すぐ「洗濯」をしましょう。
洗濯は「汚れ」と「雑菌」を一挙に除去できるため、効果抜群です。元々、各ヘルメットメーカーも洗濯を推奨しています。
皆さんは、ヘルメットが臭った際、こんな対策をしたのではないでしょうか。
- 家庭用消臭スプレーをかけた
- 数時間、日干しした
- 風通しの良いところに置いた
上記の方法ももちろん有効ですが、臭いの元である「汚れ」や「雑菌」を除去しきれないため、すぐにまた臭ってしまいます。
そのため、ヘルメットの臭い対策は「洗濯すること」が1番確実なのです。
ヘルメットの臭いを取るためのメンテナンス手順
それでは、ここからはヘルメットの臭いを取るための、具体的なメンテナンス手順について見てみましょう。
洗濯面倒くさそうだなぁ…
という気持ちはごもっとも。私も面倒くさがりなので、非常によく分かります。
でも、ちょっと考えてみてください。
- ツーリング中にずっと異臭がする
- 顔や頭に異臭が付着する
- すれ違うと振り返られてしまう
こんな状態では、バイクに乗る楽しみも薄れてしまいます。
せっかくなら、万全な状態でバイクに乗りたいですよね。
洗濯自体は1時間もかかりません。
メンテナンス手順を押さえて、快適なバイクライフを送りましょう。
ヘルメットをチェックする
まずは洗濯する前に、ヘルメットをチェックしましょう。チェックすべきポイントは次の通り。
- 内装が着脱できるタイプか
- ヘルメットを調整する材料は入っていないか
- インカムや配線がついていないか
内装が着脱できるタイプか
初めて洗濯する方は、内装が着脱できるか確認しておきましょう。
説明書がある方は、確認してみてください。正しく着脱しないと、破損の原因につながります。
私は初めてヘルメットを洗った時、無理に引っ張ってヘルメットの留め具が破損しました…。
初めて着脱にチャレンジする方は、ぜひ説明書を見ながら行ってくださいね。
ヘルメットを調整する材料は入っていないか
人によっては、ヘルメットに調製材が入っていることがあります。
ヘルメットを自分の頭によりフィットさせるためです。
私も入っていますが、ヘルメットにくっ付いているので、取れませんでした。
調整材をいじると、ヘルメットの付け心地にも影響してしまいます。
内装を慎重に取り、どのような材質のものが、どのように付いているかチェックしておきましょう。
インカムや配線がついていないか
インカムや配線は洗う前に絶対外しておきましょう。
防水のものが多いですが、壊れない保証はありません。
せっかく苦労して配線したのに…
という気持ちも分かりますが、壊れて買いなおす方が圧倒的にコスパが悪いです。
数分で済む手間なので、面倒くさがらずに外しましょう。
この時点で、もう洗濯が面倒くさいという方は…
確認するだけで疲れた…
そういう時は、消臭スプレーに頼るのもアリだよ
タナックス(TANAX) PITGEAR 消臭スプレー 100ml PG-210[HTRC2.1] メンテナンス
これは私が愛用しているバイク用の消臭スプレーです。
ある程度の臭いであれば、消臭可能ですので「洗濯なんてしてられない!」という方におすすめ。無香料なので、香りを付けたくない方も安心してスプレーすることができます。
ただし、猛烈な臭いはどうしても消すことができません…。
諦めて洗濯しましょう。
洗濯アイテムを準備する
さて、ヘルメットの確認ができたら、洗濯アイテムを用意しましょう。
用意するのは次のものです。
- 洗面器あるいはバケツ
- 中性洗剤(洗濯用・台所用)
- タオル・ウエス
- ブラシ(チンストラップの洗浄用)
- ドライヤー
以上です。
特別な道具はいりません。家にあるもので簡単に洗濯可能です。
洗剤にこだわりたい方は、以下のアイテムが最強です。
デイトナ(Daytona) バイク用 ヘルメット 洗剤 無香料 敏感肌 内装専用洗剤 5g×2袋 16897
今はバイクのヘルメット用洗剤なんてものも出ています。
2袋で600円と洗剤としては若干高いけど、やはり洗浄力はすごかったよ
大きな特徴は無香料かつ敏感肌にも優しいこと。
ヘルメットは肌に密着するものなので、洗剤の香りや肌への影響が気になる方も安心して使えます。
内装を洗う
洗濯アイテムを準備出来たら、まずは内装を洗いましょう。
ここでは、内装が取れるタイプと取れないタイプに分けて解説します。
内装が取れるタイプ
内装が取れるタイプは、次の手順で洗います。
- バケツなどの容器に40度前後のお湯を張る
- 洗濯用の中性洗剤を投入する
- 内装を容器の中で「押し洗い」する
- 水が汚れたら入れ替える
- 洗い終えたらしっかりすすぐ
- 優しく水を絞り、タオルで水気を取る
- 乾かす
この時に気を付けてほしいのは「優しく洗う」ことです。
洗濯機で洗った方が早くない?
それは、絶対NGだよ!
内装の繊維は非常に繊細で、乱暴に扱うとすぐに破れたり、へたったりします。
手のひらや指で、優しく押すように洗ってください。スポンジ内に水を通して綺麗にするイメージです。
乾く時間が長くなると、また雑菌が発生してしまいます。洗い終わったら、しっかり水気を切りましょう。
もちろん、脱水機の利用は厳禁です。
内装が取れないタイプ
内装が取れないタイプの洗濯方法は次の通りです。
- ウエス(あるいは捨てる衣服)などに洗剤を染み込ませ、軽く叩くように拭き取る
- 乾かす
これでも臭いが取れない方は、最後に除菌スプレーなどで仕上げると良いでしょう。
こちらも乾くのに時間がかかると、結局臭いが発生してしまいます。
次で紹介するポイントに、十分注意しながら乾かしてください。
短時間で乾かす工夫をする
内装が取れるタイプも取れないタイプも、注意してほしい点があります。
それは「短時間で乾かす」ということです。
せっかく洗って汚れが落ちても、乾燥に時間がかかると、スポンジにカビが発生してしまいます。
とはいえ「温風」は絶対にNGです。ヘルメットのスポンジはとても繊細なので、熱に当たるとすぐ劣化してしまいます。
早めに乾燥させたい時は
- しっかり水を切り、タオルで十分に拭く
- ドライヤーの冷風を使う
- 扇風機を使う
- エアコンを使う
などの工夫をしましょう。
本体を洗う
内装を洗い終えたら、乾燥させている間に本体も綺麗にしましょう。
本体は殆ど臭いの元にはなりませんが、普段私たちを守ってくれる大事なパーツです。感謝の気持ちを込めて、綺麗にしてあげましょう。
本体の清掃パーツは次の通り。
- 本体表面
- 本体内部
- シールド
- チンストラップ(あごの紐)
順番に見てみましょう。
本体表面・内部
本体の表面と内部は次のように清掃します。
- 表面にコーティングが施されていないか確認する
- 水で薄めた台所用の中性洗剤を用意する
- ウエスなどの柔らかい布に洗剤を付ける
- 全体を撫でるように優しく拭く
- 乾いた布で中性洗剤を拭き取る
清掃前に、ヘルメットにレジンなどでコーティングされていないか確認しておきましょう。拭き取った際に、コーティングが剥がれる可能性もあります。
必ず柔らかい素材の布を使いましょう。硬い繊維のものは、ヘルメットを傷つけてしまうからです。ウエスがない時は、シャツの切れ端などでも大丈夫です。
たまにアルコールで掃除している方がいますが、これは絶対にいけません。塗装が剥がれたり、性能が落ちたりしてしまいます。
必ず専用の洗剤を使いましょう。
大事なヘルメットに洗剤をかけるのは気が引ける…
そんな人には、専用のヘルメットクリーナーもおすすめだよ
タナックス(TANAX) PITGEAR PG-251 ヘルメットクリーナー 100ml PG-251 メンテナンス
効果はもちろんですが、ボトルの高級感が好きなので使っています。
シールド
シールドの清掃手順は次の通りです。
- シールドにコーティングがないかチェックする
- 台所用の中性洗剤を水で少し薄める(1:1くらい)
- ウエスに含ませる
- 撫でるように優しく拭く
- 乾いた布でゆっくり拭き取る
シールドは絶対に雑巾などの硬い繊維で拭かないでください。シールドが傷ついてしまうからです。ウエスがなければ、いらないシャツの切れ端などで十分です。
「撫でる」イメージで、優しく拭きます。布そのものよりも、洗剤に汚れを付着させて絡めとるイメージです。
シールドは「消耗品」ですので、傷がないかどうかも一緒にチェックしましょう。視界が悪くなっているようであれば、交換が必要です。
また、シールドには曇り止めや紫外線カットのコーティングがされている場合があります。説明書があれば、一度確認してから掃除を行いましょう。
シールド部分の視界は「安全な運転の要」だと考えているので、細心の注意を払っています。撥水効果や曇り止めの効果が落ちると、事故にもつながりかねません。
もし万全を期して行いたい方は、私が使っているタナックスの商品も参考にしてみてくださいね。
チンストラップ(あごの紐)
チンストラップとは、ヘルメットのあご紐部分のことです。次のような手順で洗いましょう。
- 40度前後のお湯が入った容器を用意する
- 洗濯用の中性洗剤を入れる
- チンストラップを漬ける
- ブラシでこする
- すすいでタオルで水気を切る
- 乾かす
チンストラップは、肌に触れやすいのでかなり雑菌が溜まります。
私は臭いませんでしたが、洗ってみたらお湯が茶色くなりました…。
金具などもしっかり洗いましょう。
乾燥後に組み立てる
しっかり乾燥させたら、組み立てて終了です。
説明書を手元に置いて、正しく組み立てなおしましょう。
しっかり組み立てないと、ヘルメットの性能にも影響してしまうからです。
付ける位置や挟み込む位置を、ひとつひとつ確認しながら行います。
全て組み立て終われば、購入時のようにピカピカなヘルメットの完成です。
日常生活用の消臭スプレー・香水はNG
洗濯なんて面倒なことしないで、市販の消臭スプレーと香水使えばいいのでは?
それは、オススメしないよ
理由は次の通りです。
- 「汚れ」と「雑菌」が残るので、すぐにまた臭う
- 臭いが融合して新しい異臭になる
私も何度も試しましたが、市販の消臭スプレーや香水では、臭いは取れません。臭いの元になる「汚れ」と「雑菌」が消えないからです。
一時的に抑えられても、すぐに臭いが復活します。
また、消臭スプレー・香水とヘルメットの臭いが融合すると、新しい異臭が生まれます。
そもそも、密閉空間に香料を放り込むこと自体が好ましくありません。気分が悪くなることもあるので、絶対に控えましょう。
簡単にできるヘルメットの臭い対策
ヘルメットの臭いが気になっても、忙しくて中々洗濯できないこともありますよね。
手っ取り早く臭い対策をしたい!
という方は、以下の対策がおすすめです。
風通しの良いところで日干しする
臭い対策をしたい方は、風通しの良いところで日干しをするのがおすすめです。
乾燥させることで、菌の繁殖を抑えられるからです。
汚れに付着した雑菌は、水をエサに増殖すると述べました。つまり、しっかり乾燥させれば、増殖することはありません。
お仕事で忙しい方は、日中に干すのが難しいかもしれません。その場合は夜間、風通しの良いところに置くだけでも変わります。
1週間に1度でも良いので、ヘルメットを風通しの良いところで日干ししておきましょう。だいぶ臭いが軽減されるはずです。
ドライヤーの冷風を使う
日中に日干しができない場合は、ドライヤーの冷風で乾燥させましょう。
ドライヤーを使う際は「温風」を避けてください。内装のスポンジは、熱に弱いのですぐ劣化してしまいます。
もし雨でぐっしょり濡れてしまった場合は、一度取り外してタオルなどで水気を切りましょう。
その後でドライヤーを使えば、効果的に乾かすことができます。
ヘルメット用消臭スプレーを使う
日干しもドライヤーも面倒だ!
という方は、先ほど紹介したヘルメット用の消臭スプレーを使いましょう。
タナックス(TANAX) PITGEAR 消臭スプレー 100ml PG-210[HTRC2.1] メンテナンス
このスプレーはこんな方におすすめです。
- 頻繁にヘルメットのメンテナンスができない
- 無香料のスプレーが欲しい
- 高くても効果があるものを探している
臭いが気になる時にシュッとひと吹きすると、臭いが殆ど消えます。
無香料なので、密閉状態でも快適に使用可能です。
日干しをしてからスプレーをするとより効果的なので、両方できる人は組み合わせるのが一番オススメです。
ヘルメットの臭い対策まとめ|確実なのは洗濯
ここまで、ヘルメットが臭いを発する理由や対策方法について述べてきました。
まとめると次のようになります。
- ヘルメットが臭う原因は汗による「雑菌の繁殖」
- 臭いを抑えるには「洗濯」が確実
- 正しいメンテナンスを行うと臭いを抑えやすくなる
- 市販の消臭スプレーや香水はNG
- 日々のメンテナンスのカギは「乾燥させる」こと
ヘルメットは私たちの命を守る大事なアイテム。
着用義務があるので「臭いから被らない」なんてこともできません。
そうならないためにも、日々のメンテナンスが非常に大事です。
洗濯が難しい場合は、乾燥させるだけでも効果がありますので、試してみてくださいね。
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