都道府県から探す
北海道・東北
関東
北陸・甲信越
東海
近畿
中国・四国
九州・沖縄
×

指定したエリアで検索する

詳細条件から探す
ジャンル
4端
季節
施設
駐車場
人数
料金
混雑具合
検索方法
×

指定した条件で検索する

バイク知識

排気量の違いでバイクライフが大きく変わる!運転に必要な免許や維持費について解説

排気量の違いでバイクライフが大きく変わる!運転に必要な免許や維持費について解説のアイキャッチ画像

当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています

投稿日

バイクは、排気量によって様々なものがガラリと変わります。

エンジンのパワーが変わることは当然として、維持費が変わったり、必要な免許が変わったり、さらには走れる道路の区分までもが変わったりします。

だからこそ自分に合った排気量のバイクを選ぶことは、とても重要です。

この記事では、バイク選びに役立つ「エンジンの排気量」に関する情報をまとめています。

エンジンの種類や型式による違いについては、こちらにまとめてあるので、エンジンについて詳しく知りたい人は、参考にしてください。

バイクの排気量ってそもそも何?

エンジンが爆発するためには空気とガソリンを混ぜた「混合気」が必要です。

排気量とは「1回の爆発のためにエンジンが取り込む混合気の量」のことです。

ライダー

ちょっと何言ってるかわかんない

バイクエンジンの構造

モトスポット

まずは上の画像を見てほしい

ライダー

シリンダーとピストンは知ってるよ。注射器みたいな部分だね

モトスポット

そうそう。エンジンはシリンダーの中をピストンが上下することで動いている。
そしてピストンが上から下に動くとき、混合気が取り込まれるんだ

ライダー

注射器で水を吸い込むイメージだね

ピストンが上下する長さを「ストローク」、シリンダーの内径を「ボア」といいます。

このシリンダーの体積だけ混合気を取り込めるので、シリンダーの体積が排気量になります。

シリンダーは円柱形なので「円柱の体積」を求める公式で排気量は計算できます。

モトスポット

ホンダ・GB350を例に計算してみよう

GB350のストロークは90.5mm、ボア(直径)は70mm、排気量は348ccです。

ボアの半径は35mmなので、以下の計算になります。

円柱の体積を求める公式

半径 × 半径 × 円周率 × 高さ
35 × 35 × 3.14 × 90.5 ÷ 1000 = 348.108…

1000で割っているのは、単位を揃えるためです。

四捨五入するとシリンダーの体積は348㎤ですね。

㎤はcc (cubic centimetre)と同じなので、348ccです。

ライダー

あ、GB350の排気量になった

モトスポット

そう。これで排気量は、シリンダーに取り込まれる混合気の量だということが分かってもらえたかな

ライダー

なるほどな~。でもそれじゃ「排気量」じゃなくて「吸気量」じゃん

モトスポット

たしかにそうだけど、排気と吸気は同じ体積になるからいいんじゃない?もしくは君の好きな注射器で水を押し出すイメージに脳内変換すればいいんだよ

ライダー

完全に理解した。注射器はすべてを解決する

モトスポット

えっこわ…。

ちなみにGB350は単気筒エンジンなので、上の数式でOKですが、2気筒以上のバイクはシリンダー(気筒)の数だけ掛け算する必要があります。

4気筒エンジンなら、4倍した値がそのバイクの排気量になります。

性能面が変わる

排気量が大きくなるとたくさんの混合気を一気に爆発させることになるので、トルクが増して加速が鋭くなります。

また、爆発力が強くなればエンジンを速く回すパワー(馬力)が上がって最高速が出るようになります。

一方で、エンジンが巨大化・重量化し、バイクの運動性能や取り回しに影響します。

ライダー

大きいほど加速と最高速がアップするってことだね、性能面の違いはなんとなく分かるな

モトスポット

イメージ通りって感じかな、じゃあ次は免許の区分や維持費について解説するよ!

運転に必要な免許が変わる

排気量による二輪免許の区分と、取得可能な年齢は、この表の通りです。

排気量の区分

~50cc

~125cc

~400cc

401cc以上

免許の区分

原動機付自転車免許

小型限定普通自動二輪免許

普通自動二輪免許

大型自動二輪免許

取得可能な年齢

16歳以上

18歳以上

 

免許の種類を大きく分けると上記4種類ですが、原動機付自転車免許を除きクルマと同じようにAT限定免許がありますので、細かく分けると全部で7種類になります。

ライダー

よく「中免(中型免許)」って聞くけど、アレはどれのこと?

モトスポット

中型は普通自動二輪のことだね、中型という区分は無いんだけど、ライダー同士で話す時なんかは中型と言うことが多いかな

バイク免許の種類・費用・取得方法についての解説は別記事にて現在作成中です。

完成次第追加するので、しばらくお待ちください。

ナンバープレートの種類(色や形)が変わる

排気量によるナンバープレートの区分は下の表の通りです。

排気量の区分

~50cc

~90cc

~125cc

~250cc

251cc〜

ピンク

白+緑枠

形状

長方形
or
六角形

長方形
or
六角形

長方形
or
六角形

長方形

長方形

 

ご当地ナンバー

可能

可能

可能

不可

不可

 

なお、51~125ccのバイクは、50ccのバイクと区別するためにフロントフェンダーの尖端を覆う白いステッカーと、リヤフェンダーに三角マークのステッカーが貼られています。

これは法的に義務付けられているわけではなく、メーカーが自主的に表示しているものですので、万が一剥がれていても違法ではありません。

ライダー

フェンダーのステッカーはなぜ必要なんだろう?

モトスポット

警察が取り締まりの際に見分けやすくするためらしい。あとで解説するけど50ccと51ccでは交通ルールが異なるから、間違えないように見分けたいんだろうね

原付クラス(125cc以下)は、希望すれば管轄市役所でオリジナルデザインのナンバープレート(ご当地ナンバー)を交付してもらうことができます。

原付のご当地ナンバープレート

ライダー

結構いろんな種類があるんだね

走れる道路の区分が変わる

排気量によって高速道路・自動車専用道路を走れるかどうかが変わります。

ひとまず、これだけ覚えておけばOKです。

  • 高速道路・自動車専用道路を…
    • 125cc以下 → 走行できない
    • 126cc以上 → 走行できる
ライダー

126cc以上でも排気量が小さいバイクでの高速走行は疲れるから苦行だってネットで見たけど…

モトスポット

大型バイクと比べるとそりゃそうだろうけど、法定速度内で走る分には平気だって人も多いよ

高速道路の快適さは、排気量以外にもカウルやスクリーンの有無、シリンダー数などにも影響されるので、全ての小排気量が高速キツいとは言い切れません。

慣れの部分も多いので、何度も走っていくうちに楽な乗り方を覚えていきます。

高速道路が辛そうという理由で小排気量を諦める必要はありません。

交通ルールが変わる

50cc以下のバイクに限り、以下の交通ルールがあります。

50cc以下限定のルール

  • 30km/h制限
  • 二段階右折
モトスポット

このルールは何十年も前に作られたもので、現在の道路事情には合っていないという意見も多いね

ライダー

クルマが60km/hで流れている中を自分だけ30km/hで走らなきゃダメってことだよね。それはちょっと怖いな

51cc以上の原二クラスならこのルールは適用されないので、もし50ccに欲しいバイクがある人は仕方ないですが、できれば原二クラスを選ぶとこれらを意識する必要がなくなります。

フェリー料金が変わる

フェリーの前に止まっているバイク

バイクで超遠出(関西に住んでいる人が北海道に行く場合など)をしようとすると、必然的にフェリーを使うことになります。

まだ免許すら持っていない人にとっては、気が早いと思うかもしれませんが、フェリー料金も排気量が関係してくるので、少し解説しておきます。

例えば、2021年に就航したばかりの東京九州フェリーの横須賀ー新門司航路の料金は以下のようになります。

排気量の区分

~125cc

~750cc

751cc以上

バイク料金(片道)

7,200円

14,400円

18,000円

※料金は時期により変動します。

多くのフェリー会社は、この3つの排気量別の分け方です。

ライダー

125ccやっす! 751cc以上の半額以下じゃん

他にはこんな分け方をしているところもあります。

排気量の区分

~50cc

~400cc

~750cc

751cc以上

バイク料金(片道)

7,700円

13,700円

17,400円

20,000円

※料金は時期により変動します。

これは、茨城の大洗と北海道の苫小牧を結ぶフェリーの料金です。

ライダー

こっちの料金だと125ccがあまりおトクに感じないね。でも400ccが安くなるのか

モトスポット

こういう風に4つに分かれるパターンは少数派かな

年に1,2回乗る程度であれば、そこまで金額を意識しなくてもいいかもしれませんが、頻繁にフェリーで遠出をしたい人にとっては、結構な金額の差になるので、フェリー料金は排気量別と覚えておくと良いでしょう。

駐輪場の利便性が変わる

バイクの駐輪場

市街地にはバイクを停められる場所がとても少なく、ライダーは駐輪場を求めて右往左往してしまうことがあります。

そして、ようやく見つけた駐輪場で高確率で目にする看板がこれです。

「オートバイは125ccまで」

この看板がある以上、126ccを超えるバイクはまた別の場所を探さなくてはいけません。

対して50~125ccクラスは停めてもOK。駐輪場を探す手間が圧倒的に少なく済むのです。

モトスポット

これは何度か経験あるなぁ。126cc以上のバイクも停められる駐輪場も探せば見つかるけど、まだまだ数が少ないんだよなぁ

ライダー

自転車から原付までをOKって決めている駐輪場が多いんだね

もしバイクの利用目的が通勤通学で、市街地だけを走ったり、公営の駐輪場を利用しようと考えているなら、125ccまでにしておいた方が利便性は高いかもしれません。

平日は通勤通学の足として使って、休日は遠出したい!というのであれば、250ccでもOKですが、事前に停められる駐輪場があるかチェックしておくと安心です。

2人乗り可能なルールが変わる

まず、2人乗りが可能な排気量は51ccからです。50cc以下は、二人乗りできません。

51cc以上でも一般道と高速道路で違うので、細かいルールは表にまとめました。

道路の区分

2人乗りができる車両

2人乗りができるライダー(運転手)

一般道

51cc以上で同乗者の乗車装置を備えたバイク

自動二輪車の経験1年以上の人

高速道路

126cc以上で同乗者の乗車装置を備えたバイク

年齢20才以上かつ自動二輪車の経験3年以上の人

 

同乗者の乗車装置とは、タンデムステップとグラブバー、シートベルト(リアシートにあるベルト)のことです。

これらがついていないと排気量が大きいバイクでも2人乗りはできません。

二人乗りに必要な乗車装置

  • タンデムステップ + グラブバー
  • タンデムステップ + シートベルト

このどちらかの構成になっている必要があります。

ライダー

タンデムバーは必須で、グラブバーとシートベルトはどちらかだけでいいんだね

モトスポット

そうだね、ちなみにタンデムシートの有無は関係ないよ

例えば、ホンダのダックス125は2人乗りOKで、モンキー125はNGです。

モトスポット

モンキーにはタンデムステップなどがついていないからだね

逆にハンターカブはタンデムステップとグラブバーがついているからタンデムシートはなくても2人乗りOKです。

二人乗り可能かどうかは、カタログの「乗車定員」の項目を見れば分かります。

バイクを所有するための費用が変わる

バイクには、ただ所有しているだけでかかる費用があります。

代表的なものとしては、税金と保険、車検(251cc以上のみ)です。

まず、バイクにかかる税金は、2種類あります。

  • 軽自動車税
  • 重量税

また、保険も主に2種類あります。

  • 自賠責保険
  • 任意保険

詳しく解説します。

軽自動車税

軽自動車税は、毎年4月1日時点でバイクの所有者に支払い義務が生じる税金で、毎年支払うことになります。

税額は、排気量に応じて決まります。

排気量の区分

~50cc

~90cc

~125cc

~250cc

251cc以上

税額(年間)

2,000円

2,000円

2,400円

3,600円

6,000円

 

バイクを手放すときは、4月1日までに手放せば、その年の軽自動車税は支払わなくて済みます。

逆に4月1日を1日でも過ぎてしまうと、全額支払う必要があります。

モトスポット

こういう理由で、バイクを売りたい人は、3月中に売ってしまうことが多いね

重量税

重量税も排気量により税額が変わります。

また、購入したバイクが新車かどうかでも支払いが変わるので、以下の表を参考にしてください。

《新車購入時の支払い》

排気量の区分

~125cc

~250cc

251cc以上

税額

なし

4,900円

5,700円

 

《以降2年ごとの支払い》※新車の場合は初回のみ3年

排気量の区分

~125cc

~250cc

251cc以上

税額

なし

なし

13年未満

13年経過

18年経過

3,800円

4,600円

5,000円

 

少し分かりづらいので、例を書いておきます。

(例)250ccを新車で購入した場合
 → 購入時に4,900円支払う、その後は支払う必要なし

(例)250ccを中古で購入した場合
 → 支払う必要なし

(例)400ccを新車で購入した場合
 → 購入時に5,700円支払う、3年後に3,800円支払う、その後は2年ごとに3,800円支払う

(例)400ccを中古で購入した場合
 → 2年ごとに3,800円支払う

ライダー

251cc以上の下に書いてある、13年とか18年とかの年数は何なの?

モトスポット

新車として登録されてから何年経っているかだね。つまり年式が新しいバイクは安く、古いバイクは高くなるってこと

ライダー

以降2年ごとっていうのは?

モトスポット

これは車検を受けるごとに2年分の重量税を先に支払うということだよ。詳しくは「車検」の項目で解説するよ

自賠責保険

自賠責保険は、すべてのバイクに加入することが義務付けられている保険です。

排気量による保険料の違いは以下の通りです。

加入年数

~125cc

~250cc

1年

7,070円

7,540円

2年

8,850円(4,425円)

9,770円(4,885円)

3年

1万590円(3,530円)

1万1,960円(3,987円)

4年

1万2,300円(3,075円)

1万4,110円(3,528円)

5年

1万3,980円(2,796円)

1万6,220円(3,244円)

※( )内は1年あたりの保険料
※離島地域や沖縄県は料金が異なります。法改定などにより料金は変動します。

ライダー

251cc以上の保険料が書かれていないよ?

モトスポット

重量税と同じで251cc以上は車検時に支払うことになるので、詳しくは車検の項目を参考にしてね

自賠責保険料は排気量による差額が小さく、251cc以上も250ccと同じくらいの保険料です。

ライダー

保険期間を1~5年から選べるのか。長い年数を選ぶと1年あたりの保険料の割合が安くなんだね

任意保険

自賠責保険でも事故の補償はされますが、必要最低限しかなく、補償金額にも上限あります。

上限を超える損害を与えてしまった場合は、自腹で支払う必要があります。

任意保険とは、この自賠責保険でまかないきれない自腹部分を補償する保険のことです。

名前のとおり強制ではありませんが、大きな事故を起こした場合の損害賠償額は多額になり、自賠責保険だけでは十分だとは言えないため、任意保険への加入は必要不可欠です。

ライダー

任意とはいえ、入っておいた方がいいんだね

モトスポット

これからバイクに乗る人には、自分や家族のためにも絶対入っておいて欲しいかな

任意保険については、こちらで解説しているので、読んでみてください。

保険料は補償内容や、自身の年齢、加入期間などによって大きく変わります。

目安となる保険料をまとめてみました。

~125cc

~250cc

251cc以上

17~20歳

7万円

12万円

12万円

21~25歳

5万円

6万円

6万円

26~29歳

4万円

5万円

5万円

30歳~

3.5万円以下

4万円以下

4万円以下

 

任意保険は実店舗でも加入することはできますが、ネット保険の方が圧倒的に安いです。

保険会社ごとに価格や補償内容が違うため、実際に加入する際は複数社を比較して自分に合った保険会社を見つける必要があります。

自分の年齢でいくらくらいになるのか、正確な金額を知りたい人は、無料で複数社一括見積もりをしてみるのがオススメです。

\3分でできる無料オンライン見積もり/
自分の任意保険料がいくらになるのか見てみる

モトスポット

任意保険は年齢によって料金が変わるよ。若いうちは高いけど21歳を超えるとグッと安くなるんだ

ライダー

排気量だけを見ると125ccを境に極端に金額が変わるんだね

モトスポット

125cc以下のクラスには「ファミリーバイク特約」というお得に保険加入ができる制度もあるよ

ファミリーバイク特約

ファミリーバイク特約とは、本人や家族が加入している任意保険に付帯する特約のことです。

保険料は自損タイプで1万円前後、人身傷害タイプで2万円前後といわれており、以下のメリット・デメリットがあります。

メリット

  • 年齢制限がない
  • 複数台の原付バイクや、借りた原付バイクも補償対象
  • 保険を使っても等級が下がらない

デメリット

  • 126cc以上のバイクは対象にならない
  • 保険料は安いが等級制度がないため保険料が下がらない
  • 補償内容の一部が任意保険ほど手厚くない
  • ロードサービスが付帯されていないものが多い
ライダー

若いライダーにとってはメリットが多そうだね

モトスポット

ただ、何年も任意保険に加入して等級が高くなったり、年齢が高いライダーは任意保険に加入した方が安くなる場合もあるよ

車検

251cc以上のバイクは、2年に1度車検を受けなければなりません。(新車購入の場合は、初回は3年後)

車検の費用は、大体これくらいです。

車検にかかる費用

重量税 3,800~5,000円
自賠責保険料 9,270~9,440円
印紙代 1,750円
店に頼んだ場合の手数料 約4万円(店により変わる)
パーツ・整備代 1~10万円(修理の有無で変わる)
合計 1万5000円~10万円

    赤字の項目は、必須でかかる費用です。

    車検はバイク屋に頼むことが多いですが、自分で車検場に持って車検を受けるユーザー車検というものもあります。

    ユーザー車検をすると、バイク屋に支払う手数料がかからないため、費用を2万円程度に抑えることができます。

    モトスポット

    車検を店に頼むと、手数料や整備代、パーツ交換が必要であればパーツ代も必要になるよ

    ライダー

    店に頼むと大体いくらくらい?

    モトスポット

    大規模な修理がなければ、合計5,6万円くらいかな

    バイクで走るための費用が変わる 

    バイクを走らせる上で必要なガソリン代や消耗品代も排気量によって大きく変わってきます。

    ここでは、排気量で大きく変わる「ガソリン」「エンジンオイル」「その他の消耗品」について解説します。

    ガソリン

    ガソリンスタンド

    モトスポット

    ホンダのHPに掲載されている全44モデルの平均燃費とガソリン代を算出してみたよ。

    排気量の区分

    ~50cc

    ~125cc

    ~250cc

    ~400cc

    401cc以上

    燃費の平均値(km/L)

    60.2

    60.7

    34.2

    29.5

    20.4

    1年あたりのガソリン代

    1万6,943円

    1万6,803円

    2万9,824円

    3万4,576円

    5万円

    1月あたりのガソリン代

    1,411円

    1,400円

    2,485円

    2,881円

    4,166円

    ※ 2022年11月時点
    ※ 年間走行距離を6,000km、ガソリン単価を170円として算出

    ライダー

    やっぱり排気量に比例してガソリン代も高くなってるね

    モトスポット

    401cc以上のバイクはハイオク指定のものもあるから、その場合はだいたい1割増しの額になるかな

    補足

    50ccクラスよりも125ccクラスの燃費がいい結果になっています。
    理由は、モンキーやダックスといったMTのニューモデル勢が驚異的な燃費だからだと思います。
    ちなみに最高値はモンキー125の70.0km/L。現行のホンダ全車種の中でナンバーワンでした。

    エンジンオイル

    エンジンオイル交換

    続いて、消耗品の中で最も交換頻度の高いエンジンオイルです。

    モトスポット

    エンジンオイルは、走行距離1,000km~5,000kmごとに交換が必要になるよ

    排気量の区分

    ~50cc

    ~125cc

    ~250cc

    ~400cc

    401cc以上

    オイル容量の平均値(L)

    0.75

    0.9

    1.4

    2.2

    3.8

    1年あたりのオイル代

    3,000円

    3,600円

    5,600円

    8,800円

    1万5,200円

    1月あたりのオイル代

    250円

    300円

    466円

    733円

    1,266円

    ※ 2022年11月時点のヤマハ現行車全27モデルの平均値を算出
    ※年間走行距離を6,000km、エンジンオイル単価を2,000円/L、交換サイクルを3,000kmとして算出

    ライダー

    あれ?思ったより高くないね

    モトスポット

    使うオイルのグレードで多少前後はするのと、工賃を入れてないので店に頼む場合は少し高くなるかな

    工賃は車種によりますが、特殊なバイクでなければ3,000円もしない程度なので、そこまで高額になることはありません。

    その他の消耗品

    すり減ったバイクのタイヤ

    ガソリン、エンジンオイルの他にも代表的な消耗品は次のようなものがあります。

    代表的な消耗品

    • 前後タイヤ(8,000~9万円)
    • ドライブチェーン&前後スプロケット(1万2,000~5万円)
    • 前後ブレーキパッド(4,000~2万5,000円)

    ( )内はパーツ単価に工賃を含めたおおよその目安となる金額です。

    ライダー

    めちゃくちゃ幅があるじゃん!

    モトスポット

    特にタイヤはね。50ccスクーター用のタイヤから1,000ccスーパースポーツ用のハイグリップタイヤをひとまとめにした値段だから…

    ライダー

    でも、排気量が上がれば高くなるんでしょ?

    モトスポット

    大体はね。でも「何ccだから何円くらい」というのがハッキリしないから、あくまで目安の金額として参考にしてね

    タイヤの場合、すごいざっくりですが、250~400ccクラスだと4万円前後だと思っておけばOKです。

    排気量ごとのバイクの特徴

    排気量ごとの特徴・メリット・デメリットを、一言でまとめます。

    ~50ccクラス

    維持費の安さは一番!

    メリット

    • 免許取得がカンタン
    • 市街地に駐輪場の数が多い
    • フェリー料金が安い
    • ファミリーバイク特約が使える

    デメリット

    • 30km/h制限・二段階右折といったルールがある
    • 原付免許には実技実習がほとんどなく、公道デビューのハードルが高い
    • 2人乗りができない
    • 高速道路・自動車専用道路に乗れない

    ~125ccクラス

    下道最強!

    メリット

    • 30km/h制限・二段階右折のルールから解放される
    • 市街地に駐輪場の数が多い
    • フェリー料金が安い
    • ファミリーバイク特約が使える
    • このクラスから2人乗りができる

    デメリット

    • 高速道路・自動車専用道路に乗れない

    ~250ccクラス

    高速道路に乗れて維持費が安い!

    メリット

    • 高速道路・自動車専用道路に乗れる
    • 車検がない

    デメリット

    • 任意保険が高めになる

    ~400ccクラス

    車検がある代わりに250より速い!

    メリット

    • 普通自動二輪免許で乗れる最大排気量のバイク
    • 車種によっては高速巡行の快適さが大型バイク並

    デメリット

    • 2年に1回の車検を受ける必要がある
    • 車種によっては大型バイクと維持費が変わらない

    401cc以上(大型)クラス

    維持費が高い代わりに性能は最高!

    メリット

    • 余裕のある走りができる

    デメリット

    • 2年に1回の車検を受ける必要がある
    • 大型二輪免許が必要

    バイク排気量で変わること まとめ

    いかがでしたでしょうか。

    それぞれの排気量の特徴や維持費などを知ることで、自分の目的にあったバイクがハッキリしてきたはずです。

    排気量選びでは「125か250が攻守最強」とよく言われたりします。

    モトスポット

    走りを楽しめて維持もしやすいバイクってことだね。

    ライダー

    もし125ccか250ccで迷ったら、高速道路に乗れるかどうかや、任意保険の料金で決めればいいんだね

    モトスポット

    そうだね。さらに車検や免許の問題がクリアできる人なら、もっと上の排気量を目指してもいい

    ライダー

    僕はやっぱり250かな! 高速道路にも乗れて攻守最強っていうのが気に入った

    モトスポット

    お、それじゃ早速バイクを見にお店に行こうか

    ライダー

    なんだかワクワクしてきたよ!

    モトスポットでは、他にもこれからバイクに乗りたい人に知っておいてほしい情報をまとめています。

    ぜひ他の記事も読んで充実したバイクライフを送ってくださいね!

    モトスポットでは、他にもバイクやツーリングに役立つ様々な情報やサービスが無料で利用できます!

    バイクをもっと楽しくする情報
    > バイクに役立つ情報を見る

    全国のライダーおすすめツーリングスポット検索
    > ツーリングスポット探す

    自動ツーリングルート作成ツール
    > 自動ツーリング作成ツールを使う

    誰でもツーリングブログ投稿
    > みんなのツーリングブログを見る

    この記事を書いた人

    モトスポット公式アカウントです。バイクの役立つ情報を発信します。
    公式記事は、複数人の実際のライダーが執筆担当しています。
    専門的な内容の記事については、専門家に取材した情報をもとに作成しています。

    コメント

    コメント

    名前

    コメントを投稿する

    他のバイク知識記事

    オススメ記事