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童男山古墳

童男山古墳のアイキャッチ画像
投稿日 最終更新日 閲覧数785

福岡県八女市は自然が多く、古墳が点在する地域でもありますので、歴史が好きなライダーにオススメの場所です。

市内にある古群の一つ「童男山古墳」は、6世紀後半に建造されたと言われています。

全部で27基が確認されており、古墳はいずれも円墳で、内部は複室構造の横穴式石室となっています。

中でも一番大きいのが1号古墳。駐車場にバイクを停めて、少し歩くと小高い場所に1号古墳があります。

直径約48メートルあり、石室は長さ2.5メートル、幅1.3メートル、深さ0.5メートルの石屋形。

内部には凝灰岩をくり抜いて作られた棺身が収められています。石室の中は、真っ暗でひんやりとしているので、昼間の明るいうちに行くのがオススメです。

また、この場所は、秦の始皇帝の時代に、中国から不老不死の薬を探すために日本にきた徐福一行の墓であるという言い伝えもあります。

 

 

 

毎年、1月20日の徐福の命日には、地元の川崎小学校の児童により「童男山ふすべ」という行事が行われているそうです。

 

古墳群の周辺には茶畑が広がっています。

古墳群のさらに奥地域には、八女中央大茶園が広がり、そちらも絶景スポットとなっています。

周辺にはお店やレストランがあまりないので、飲み物など持参していかれることをおすすめします。

観光客はほとんどいないので、一人で静かに歴史ロマンに浸るにはいい場所だと思います。

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