
アメリカンバイクに似合うかっこいいヘルメット20選!オススメはお洒落でワイルド
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冬に乗るバイクの寒さは、とにかく過酷ですよね...
私がバイクに乗り始めた頃、寒さで体が麻痺して、寒さを感じないのに体が震えるという怖い現象が起きたことがありました。
この記事では、冬の寒さを乗り切るために、どんな対策をすればよいのか、寒さ対策としてどんなグッズがオススメなのか紹介します。
通勤通学ライダーも、冬場にツーリングを楽しむライダーも、この記事を読んだら寒さなんてへっちゃらになるはずです。
寒さ対策はバッチリ!という方も、見落としているところがあるかもしれません。
改めて確認してみましょう。
バイクの醍醐味といえば、風を切って走ることですが、風は体感温度に大きく影響します。
体感温度は、気温や湿度、風速、日射など、その時の条件下で感じる暑さや寒さの度合いのことです。
リンケの式という計算式で、気温と風速から算出することができます。
L:体感温度(℃)
T:気温(℃)
v:風速(m/s)
2月上旬の東京の平均気温が5℃ほどなので、5℃で50km/hで走行している場合の計算をしてみます。
50km/hは、13.9m/sなので、これをリンケの式に入れると、体感温度は、マイナス10℃。
時速100kmだと、マイナス23℃です。
めちゃくちゃ寒いですね。
バイクに乗る時の寒さ対策が、いかに重要であるか分かってもらえたかと思います。
ちなみに、風速が1m増すごとに体感温度は、約1度下がるという計算になるので、これだけ覚えておけばOKです。
寒さ対策をしないで極寒の中を走り続けると、体は思うように動かなくなり、集中力が低下して事故につながる恐れもあります。
「バイクの寒さ対策=事故防止」ということを念頭において、基本から攻めていきましょう。
冷え防止のためには、首・手首・足首の3つの首を温めると良いと聞いたことがあると思います。
首・手首・足首は隙間から風が吹き込みやすい部分なので、しっかり風をシャットアウトして、地肌に直接風が当たらないようにしましょう。
寒さで体の熱が失われると、低体温症にもなりかねません。
体温を逃さないように、保温性に優れた素材の服を選びましょう。
保温は服の内側に空気の層を作ることがポイントなので、羽毛がオススメです。
羽毛は軽量なので運転がしやすく、吸湿・放湿にも優れているので汗をかいても蒸れずに快適です。
服の中に風を入れないように隙間を完全に塞いでしまうと、湿気が逃げずにこもってしまい、汗をかいて逆効果になることもあります。
汗をかいたまま走行していると、汗が蒸発する時の気化熱で体温が奪われてしまいます。
湿気を逃す素材や構造のものを選ぶことがポイントです。
人の体は重要な臓器が集まる体の中心部を一定の温度に保とうとするので、寒い時は体の中心部に血液を集めて体温を保持しようとします。
そのため、指先や足先、手首、足首などの末端部分に血液が行き渡りにくくなり、冷えを感じるようになります。
手と足の感覚が鈍ってしまうと、ハンドルやブレーキ操作にも影響を及ぼして大事故へと繋がりかねません。
末端部分をしっかり温めましょう。
次に、体の部位ごとのオススメ寒さ対策グッズを紹介します。
まずは、冷たい風の抵抗をもっとも受けやすい頭・顔・首です。
フェイスマスクは、頭先から顔と首元まですっぽり包み込んでくれるので、首から上の保温防風効果があります。
冬でも紫外線はあるので、うっかり首の後ろが日焼けしてしまった!なんてことも防いでくれます。
フィット感が良く肌に優しい触感のもの、顔にピッタリと密着させるので抗菌防臭加工がされているものがオススメです。
一般的な衣料用でもネックウォーマーはありますが、バイク用は冷たい風が入らないように防風対策がしっかりしています。
首元だけでも、首元と口元を覆うのにも対応できます。
前後・上下・裏表を気にせず被れるデザインであれば、より便利に使えるでしょう。
冬の寒い時期にバイクに乗ると、寒さ対策以外にも頭を抱えるのが、ヘルメットが曇るということです。
ヘルメットの曇り止めで快適になるものとして、ピンロックシステムというものがあります。
ピンロックシステムは曇らないシールドのことで、ヘルメットに最初から搭載されているものもあれば、シールド単品で販売もされています。
シールドの取り付けが面倒という人は、ピンロックシートというシールドに貼り付けられるものがオススメです。
ヘルメットの曇り止めには、シールドに直接スプレーするタイプのものが簡単でおすすめです。
こちらも寒さ対策というよりも、ヘルメットの曇り止めをすることで快適になるグッズです。
スプレーするだけという簡単さではありますが、曇り止めの効果を発揮させるためには注意が必要です。
シールドの外側に使用すると視界不良の原因となりますので、気をつけてください。
手は、クラッチ・アクセル・ブレーキと細かな操作をしなくてはいけません。
手がかじかんでしまっては、運転操作を誤り重大な事故へと発展する恐れもありますので、手の寒さ対策もしっかりしておきましょう。
夏でも冬でも一年中同じグローブを使っている人、結構いますよね。
寒い冬では風が入り込まないように、手首までしっかりカバーされている冬用グローブをはめること!
基本はこれです。
さらに透湿防水素材や、保温性のある素材のもので、グリップを握りやすい構造のものが望ましいでしょう。
スマホ操作が可能なものは、より便利です。
オススメの冬用グローブは、こちらにまとめてあるので、参考にしてください。
バイク用オススメ防寒手袋6+3選!最強はやっぱり電熱グローブなの?
電熱グローブはヒーターが内蔵してあるグローブで、冬用グローブよりもパワーアップした温かさが期待できます。
グローブのサイズは、一般的なサイズよりも小さめなこともあるので、1サイズ大きめのものを選ぶのことをオススメします。
電源OFFでも冬用グローブとしての機能性が高いものや、スマホ操作が可能なものは利便性が高いです。
給電方法にはバッテリー式とUSB式がありますので、自分の用途に合わせて選ぶとよいでしょう。
冬用グローブでは物足りないという人にオススメです。
電熱インナーグローブは、グローブの下に装着することができますので、自分の好きなグローブと合わせて使うことができます。
グローブを重ねることで、手への密着度が高まり、温かさをより感じやすくなります。
ただし、二重にグローブをする手間と、グローブのサイズ感がわかりづらいという点に注意です。
給電方法にはバッテリー式とUSB式がありますので、自分の用途に合わせて選ぶとよいでしょう。
一体型グリップヒーターは、既存のグリップを外して、ヒーター入りのグリップと交換して取り付けます。
グリップ自体にヒーターがついているタイプなので、グリップが太くなり過ぎず見た目がすっきりしています。
一度取り付けてしまえば、スイッチを入れるだけで使いたい時にすぐ使えて便利です。
脱着式グリップヒーターは、今付いているグリップの上から被せるタイプのグリップヒーターです。
簡単な配線工事で取り付けることができて脱着できるので、できるだけノーマルのままにしておきたい人にもオススメです。
値段も安く、USB給電で使いたい時だけ使えるお手軽感が魅力です。
脱着式グリップヒーターのレビュー
ハンドルカバーの魅力は、安くてコスパがよく、取り外しも簡単なので気軽に試しやすいところです。
バイクのハンドルカバーなんて見た目がカッコ悪い!と思うかもしれませんが、保温効果は絶大です。
最新のハンドルカバーは、デザインと機能性が向上してきていますので、昔ほどダサくなりすぎないのでオススメです。
寒さ対策にはお馴染みのカイロですが、手首用カイロというものもあります。
手首に巻き付けるだけで、手首をしっかり温められます。
電源が不要なのでいつでもどこでも、使いたい時にすぐ使えるのが魅力です。
バッグに1つ入れておくと、いざという時に役立ちます。
バイクの運転には、ギアチェンジ・ブレーキなど足先の動きが欠かせません。
防寒ブーツを履いていても、足先は意外と冷えるものです。
冷えやすい足先までしっかり温めて、運転に支障がないようにしましょう。
靴下の上に履くものですが、つま先部分だけのもの、足首まであるものとありますので、履いているシューズやブーツに合わせて選んでみてください。
多少の厚みが出てしまうので、シューズは0.5cm〜1cm程度の余裕があるとよいでしょう。
つま先が冷えて、足先が痛い!という人にオススメです。
つま先用のカイロというのもあります。
靴下の上から貼るタイプで、黒・ベージュとありますので、靴下の色に合わせられます。
電源不要でつま先をしっかり温められるので、お手軽に利用できます。
布だけじゃ俺のつま先はどうにもならん!熱源が欲しい!という方は是非試してみてください。
手首用のカイロがあれば、もちろん足首用のカイロもあります。
足首に巻き付けるだけで、電源不要で足首をしっかり温められます。
裾が長いズボンを履いていてもバイクに乗ると裾って上がってきてしまって、足首が出ちゃうことってありますよね。
ブーツをしっかりと履いていても、どうしても隙間から風は入ってきます。
足首を温めれば、足先にも温められた血液が周り、足全体が温められます。
よっぽどの冷え性の人は、つま先用カイロと併用してもいいかもしれません。
次は上半身の寒さ対策です。
ただ重ね着だけすればいいと思っている人もいるかもしれませんが、バイクの寒さは、そんなもんでは通用しません!
しっかり上半身を温めて快適にバイクを運転しましょう。
ジャケットでも普段着用とバイク用ではかなり違います。
バイク用ジャケットは、ライダーが快適に運転ができるように、機能性や安全性に優れています。
保温性・温度調整や蒸れ防止・防風など着心地の良さは当然のことながら、運動性を高めて風の抵抗にも負けないように計算されて作られています。
さらに安全のためにリフレクターの装備や、バイク用なのでプロテクターもしっかり入っています。
バイクに乗るときは、しっかりと考えられた専用のジャケットを着るようにしましょう。
電熱インナーは上半身をしっかり温めたい人にオススメです。
サイズはピッタリなぐらいが、体に密着してよりしっかり温められます。
メーカーにより発熱部位は異なり、給電方法も専用バッテリー式と車体給電式などがあります。
電熱インナーとバイク用冬ジャケットを合わせれば、極寒の高速道路にも負けません。
上半身でも、特にお腹周りや腰を重点的に温められるので、バイクに乗ると腰が寒くて辛いという人にオススメです。
給電方法は専用バッテリーとUSB式などがありますが、USB式だとややパワーが劣る傾向にあり、温度が低くあまり温かく感じないこともあります。
しっかり温めたい人は、専用バッテリーを使ってみてください。
寒さ対策として、貼るカイロは昔から重宝される便利グッズです。
みぞおち、背中、腰などに貼るだけで効果抜群です。
自分の温めたい体の部位に、好きな分だけいつでも使えますので、常に持ち歩いておくといいですね。
道の駅などで休憩中に他のライダーにあげると結構喜ばれるので、話のきっかけ作りにも使えたりします。
バイクに装備することで、冷たい風を遮って、風が体に当たらなくなります。
ウインドスクリーンの防風性によって、風速が下がり体感温度が上がるので、寒さが軽減されます。
防風以外にも、虫よけ・雨よけ・飛び石防止などにもなりますので、ウインドスクリーンの取り付けに対応しているバイクならつけてみる価値があります。
冬場以外でも活躍するので、一度つけるとやめられなくなります。
体の部位ごと、上半身ときたら最後は下半身の寒さ対策です。
体の上部はしっかり装備できているのに、下半身はおろそかになっていませんか?
全身フル装備で、寒さに立ち向かいましょう。
防風防寒に優れたオーバーパンツは、既存のパンツの上から履けるので、寒さを感じたらすぐに履けて、暑くなればすぐに脱ぐことができます。
靴を脱がなくても、脱ぎ履きのできる巻きつけタイプが便利でオススメです。
安全面にも考慮し、膝のプロテクターをオプションで装備できるものもあります。
物によっては防水ではなかったり、お尻や膝裏などが隙間になってしまうデザインもありますので、自分の用途に合わせて選びましょう。
電熱で足全体を温めてくれます。
重ね履きをする場合は、キツくなりすぎないようにサイズに注意が必要です。
ストレッチ生地で動きやすいものであれば、ある程度自由に履けるのでオススメです。
今回は、冬の寒さ対策とオススメ寒さ対策グッズの紹介をしました。
改めて今回紹介したオススメグッズの一覧をまとめますので、参考にしてください。
バイクの寒さ対策について最後に......
寒さ対策グッズを揃えたら、一度装備をしてみてまずは近所をひとっ走りして、寒さを感じないか試してみてください。
運転の合間にはしっかり休憩をとって、暖かい室内で休んだり、温かい飲み物や食べ物で体を中から温めることも必要です。
寒い時でも快適なバイクライフを楽しみましょう!
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