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バイク知識

バイクの燃費向上・改善に効果的な走り方やメンテナンス方法を徹底解説!

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投稿日

バイクは楽しい趣味ですが、燃費の悪さに悩む人は多いです。

この記事では、バイクの燃費の基礎知識や燃費の良いバイクの特徴などを解説します。燃費を良くする走り方やメンテナンス方法まで紹介しているので、参考にしてください。

記事を読めば、バイクの燃費に関する知識が深まり、燃費改善の実践方法もわかります。

ライダー

燃費向上でガソリン添加剤ってどうなの?と気になっている人はこの記事を参考にしてね!

バイクの燃費数値の種類

バイクの燃費数値の種類

バイクの燃費は、測定方法や表示方法によって異なります。実際の走行条件や運転方法によっても燃費は変わるため、カタログ値はあくまで目安として考えましょう。

定地燃費値

定地燃費値は、一定の速度で平坦な道路を走行した際の燃費です。30km/hで60分間走行した際の燃費を測定します。実際の走行条件とは異なる状況で測定されるため、実燃費よりも良い数値になる傾向があります。定地燃費値の特徴は以下のとおりです。

  • メーカーの公式燃費値として公表される
  • 同一条件での比較に適している
  • 実際の使用状況とは乖離がある

定地燃費値は古くから使われている数値であり、実燃費を反映するWMTCモード値とともにカタログに掲載されます。かつてのカタログ燃費は定地燃費値だけでしたが、2012年10月からWMTCモード燃費値が併記されるようになりました

WMTCモード値

WMTCモード値

WMTCモード値は、バイクの燃費を測定する国際的な基準です。実際の走行状況を反映した方法で、市街地や郊外、高速道路の走行を想定しています。加速や減速、停止などの状況を含んでいるのが特徴です。定地燃費値よりも現実的な数値を示します。WMTCモード値の特徴は以下のとおりです。

  • メーカーの公式燃費値として公表される
  • 車種選択の参考指標になる
  • 燃費規制の基準になる

欧州や東南アジアでも広く使用されているため、国際的な比較がしやすい数値です。実際の走行条件やライダーの運転方法によって、カタログ燃費と実燃費に差が出る場合があります。WMTCモード値は、参考値としてバイクを比較する際に利用しましょう

実燃費

実燃費は、実際の走行条件下におけるバイクの燃費を表します。メーカーが公表している燃費値とは異なることが多いので、注意が必要です。個人差が大きく、運転スタイルや道路状況、気象条件などに影響されます。

定期的に実燃費を計測することで、自分の走行パターンの燃費を正確に把握できます。長期的に燃費の変化を観察することで、バイクの状態の良し悪しを推測することが可能です。燃料費がわかれば、給油タイミングの予測にも役立ちます。実燃費が急に悪化した場合は、メンテナンスが必要かもしれません。

実燃費は、燃費向上の取り組みの効果を確認する指標として使用できます。運転方法の改善やパーツを交換した際は、実燃費を測定して以前の数値と比較しましょう。オーナー間の情報交換に使われることもあるため、コミュニケーションのきっかけになります。

燃費の良いバイクの特徴

燃費の良いバイクの特徴

燃費の良いバイクの特徴を知ることで、燃費効率の高いバイクを選ぶ際の参考になります

車重が軽い

車重を軽くしたバイクは燃費が良くなります。軽量な車体は、走行時に必要なエネルギーを減し、加速や減速に必要な燃料が少ないです。同じパワーでより高速や遠距離を走行できます。小回りがきくため、市街地では運転しやすいこともメリットです。

軽量化により、タイヤやブレーキなどの消耗部品の寿命が延びる傾向があります最新の技術を使えば、性能を落とさずに車重を軽くすることも可能です。軽量なバイクを選ぶことで、燃費の向上だけでなく、乗りやすさや維持費の削減にもつながります。

気筒数が少ない

気筒数が少ない

気筒数が少ないバイクはエンジンの構造がシンプルなため、燃費が良くなる傾向にあります。単気筒エンジンは最も気筒数が少ないエンジンです。単気筒エンジンには以下のような特徴があります。

  • 軽量で構造がシンプル
  • エネルギー効率が高い
  • 製造コストが低い
単気筒エンジンは、125cc以下の小型バイクや原付バイクによく使われるエンジンです。低回転域のトルクが豊かなので、街乗りに適しています。2気筒エンジンも比較的燃費が良いです。単気筒エンジンよりも振動が少なく、乗り心地が向上します。

気筒数が増えるほど重量が増加し、摩擦損失も大きくなって燃費が悪化します。燃費を重視するなら、気筒数の少ないバイクの選択がおすすめです。振動や出力などのバランスも考慮して、自分に合ったバイクを選びましょう。

排気量が少ない

エンジンが小型で排気量の少ないバイクは、燃料消費量を抑えられて燃費効率が良いです。125cc以下のバイクは特に燃費が良く、街乗りや通勤・通学に適しています。軽量で運転しやすいので、バイク初心者におすすめです。税金が安いメリットもあります。

50〜250ccクラスのバイクは、燃費面だけでなく環境への負荷が少ない点も魅力的です。パワーは大型バイクに比べると劣るため、高速道路の長距離走行などには向いていません。用途に合わせて適切な排気量を選ぶことが重要です。

4ストロークエンジンを搭載している

4ストロークエンジンを搭載している

4ストロークエンジンを搭載しているバイクは、燃費が良い傾向にあります。エンジンの構造と動作原理に関係しており、4ストロークエンジンは、2ストロークエンジンと比べて燃費が良いです。燃焼効率が良く音は静かで、排ガスも少ないため、現在の主流になっています。

2ストロークエンジンは、軽くてシンプルな構造と少ない部品点数が特徴です。低コストで高パワーというメリットがありますが、燃費は悪いです。環境規制の影響で現在は主に小排気量車に採用されています

アイドリングストップ機能がある

アイドリングストップ機能は、バイクの燃費向上に大きな効果があります。信号待ちなど短時間の停車時に自動的にエンジンが停止し、発進時にクラッチを操作すると再始動する仕組みです。アイドリングストップ機能がある場合、エンジン停止中でも電装系統は機能しているため、素早い再始動が可能です。

アイドリングストップ機能は燃料消費や排出ガスの削減、騒音の低減などのメリットもあります。主に一部の高級バイクやスクーターに搭載されています。環境性能と燃費性能の向上に大きく貢献できるため、燃費を重視する方におすすめです。

バイクの燃費を確認する方法

バイクの燃費を確認する方法

バイクの燃費は、いくつかの方法を組み合わせることで、より正確な数値を確認できます。定期的に燃費を測定し記録して、効率の良い運転技術の向上や維持費の管理に役立てましょう。

メーターを用いた確認方法

メーターでバイクの燃費を確認する方法は簡単です。最近のバイクには燃費計が装備されているので、メーターを見るだけで現在の燃費や平均燃費がわかります。

最近では、スマートフォンのアプリを使って、燃費を記録・計算することも可能ですアプリを使えば、長期的な燃費の変化も簡単に把握できます

満タン法を用いた確認方法

満タン法は、バイクの実燃費を測定する方法です。燃料タンクを満タンにしてから走行し、次の給油時までの走行距離と給油量を記録します燃費計が付いていないバイクでも、自分で燃費を計算できます。満タン法の手順は以下のとおりです。

  1. 燃料タンクを満タンに給油する
  2. 走行距離計をリセットする
  3. 一定の距離を通常走行する
  4. 再度燃料タンクを満タンに給油する
  5. 給油量と走行距離から燃費を計算する

最初に満タンにしてから次の給油までの走行距離を記録し、2度目の給油量で割れば燃費を算出できます。1回の測定だけでは正確な数値は出ないため、複数回測定して平均を出しましょう季節や走行環境によって燃費は変動するので、同じ条件下で測定を繰り返すことが重要です。

バイクの燃費を良くする走り方

バイクの燃費を良くする走り方

燃費を向上させて、経済的かつ環境に優しい走行ができるようにバイクの燃費を良くする走り方のポイントを押さえましょう。

急発進や急停止をしない

バイクの燃費を良くするには、急発進や急停止をしないことがポイントです。エンジンに急激な負荷がかかると、燃料を無駄遣いして燃費が悪くなります。燃費を良くするために、以下のような運転を心がけましょう。

  • スムーズな加速と減速
  • 早めの速度調整
  • エンジンブレーキの活用
信号や交差点を予測して早めに速度調整し、エンジンブレーキを活用して緩やかに減速することが重要です。一定速度の走行を維持することも燃費向上につながります。交通の流れに合わせた運転を心がけ、不要な加速と減速は避けましょう。

安全面においても、急発進や急停止を控えることは重要です。急ブレーキを避け、適切な車間距離を保つことで、事故のリスクを減らせます。発進時はゆっくりとアクセルを開け、停止時は早めにアクセルを戻すなど、穏やかな運転を心がけましょう。

アイドリングを減らす

アイドリングを減らすことで、バイクの燃費の大幅な改善が可能です。こまめにエンジンを切ることで、無駄な燃料消費を抑えられます燃料の節約だけでなく、排気ガスの削減にもつながります。あまりに頻繁なエンジンの始動と停止は、バッテリーへの負担が大きくなるため注意しましょう。

アイドリングストップ機能が搭載されたバイクも増加中です。自動的にエンジンの停止と再始動を行い、バイクへの負荷を軽減します。長時間のウォームアップは燃料の無駄遣いになるだけでなく、エンジンに悪影響を与える可能性もありますウォームアップは必要最小限にとどめましょう。

荷物を減らす

荷物を減らす

不要な荷物を減らすことでバイクの総重量が軽くなり、燃費が向上します。必要最小限の装備に絞り、ツーリング用の軽量でコンパクトな装備を選びましょう使用頻度の低いアイテムは持参せず、軽量素材の衣類やギアを選ぶと効果的です。

荷物の量だけでなく、積み方にも注意してください。重い荷物は低い位置に配置し、サドルバッグやタンクバッグを活用して、風の抵抗を減らす積み方をおすすめします。長距離のツーリングをする際は、宿泊先で洗濯するなど工夫して持ち物を減らしましょう。重量が軽くなれば、燃費向上だけでなく走行安定性も高まります。

計画的にツーリングをする

ツーリングの際は事前にしっかり準備して、無駄な走行を減らして燃料消費を抑えましょう。以下のポイントを事前に把握して計画を立ててください。

  • 目的地と経路
  • 走行距離と時間
  • 交通状況
  • 天候
  • 燃費の良い走行ルート
  • 休憩ポイント

計画的な走行を心がけ、無駄な迷走や急な進路変更は避けましょう。燃料補給地点を事前に把握しておくことで、効率的に給油できます積載する荷物は必要最小限にとどめてください。重量が増えると燃費が悪化します。同行者がいる場合は、事前に打ち合わせをして計画を共有するとスムーズです。

走行中は定期的に燃費をチェックし、必要に応じて走行計画を調整しましょうより快適で無駄のないツーリングが楽しめます。

バイクの燃費を良くするメンテナンス

バイクの燃費を良くするメンテナンス

バイクの燃費向上には適切なメンテナンスが不可欠です。定期的にメンテナンスしてバイクの性能を最大限に引き出せば、燃費が向上します走行性能や安全性の向上、バイクの寿命延長にも有効です

タイヤの空気圧を適切に保つ

タイヤの空気圧を適切に管理することで、転がり抵抗が減って燃費を改善できます。以下の点に注意して、タイヤの空気圧を管理しましょう。

  • メーカー推奨の適正空気圧を確認する
  • 走行前に空気圧をチェックする
  • 季節や気温に応じて調整する

空気圧が低すぎると転がり抵抗が増加し、燃費が悪化します。逆に高すぎると乗り心地が悪くなり、タイヤの摩耗が不均一になる可能性があります。正確な空気圧管理のために、以下の点にも注意してください。

  • タイヤゲージを使用する
  • フロントとリアそれぞれの適正空気圧を確認する
  • タイヤの温度に注意する

適切な空気圧管理は、燃費向上だけでなく安全性の向上やタイヤの寿命延長にもつながります。定期的なチェックを習慣づけて、最適な状態を保ちましょう。

チェーンの清掃と調整をする

チェーンを定期的にメンテナンスすれば、スムーズな走行と燃費の改善が期待できます。洗浄剤でチェーンの汚れを洗い、ワイヤーブラシでこびりついた汚れも取り除きましょう。チェーンクリーナーで油分をきれいに取ったら、チェーンオイルを適量塗って仕上げます

チェーンの張りを確認し、適切な遊びに調整します。チェーンのずれがないように注意しましょう。スプロケットの減り具合も確認し、必要に応じて新品に交換します。調整作業後は、実際に走って変な音がしないか確認してください。定期的にチェーンの手入れしてバイクの寿命を延ばし、燃費を改善しましょう。

作業に自信がない場合は、専門店への相談をおすすめします。

エアフィルターを清掃・交換する

エアフィルターを清掃・交換する

エアフィルターの清掃・交換は、燃費向上と性能維持に重要です。定期的な点検と適切な管理により、エンジンの効率を最大限に引き出せます。作業時は安全に十分注意して、自信がない場合は専門店に依頼しましょう

圧縮空気や専用クリーナーを使用してほこりを除去し、目詰まりがひどい場合は新品に交換します。清掃後はフィルターを元の位置に正しく取り付けることが重要です。清掃や交換の頻度は、走行距離や使用環境によって異なります。メーカーが推奨する交換サイクルに従いましょう。

エンジンオイルを定期的に交換する

エンジンオイルは、3,000〜5,000km走行ごと、または6か月〜1年ごとに交換しましょう適切な交換頻度は、バイクの使用状況や環境によって変わります。走行距離が多い、山間部を走行する、高速走行が多いといった状況であれば、頻度は多めにしましょう。

交換する際は、メーカー推奨の適切な粘度のオイルを使用し、オイル量を適切に保つことが重要です。オイルフィルターも同時に交換し、交換後は数百km程度の慣らし運転をします。交換作業は安全な場所で行い、古いオイルは適切に廃棄してください。

定期的にエンジンオイルを交換すればバイクの調子を良好に保てるため、燃費の向上にも役立ちます。交換時期を記録し、定期的に確認することで、最適なタイミングでメンテナンスが可能です。エンジンオイルの適切な管理は、バイクの性能を最大限に引き出します。

まとめ

まとめ

バイクの燃費を良くするためには、適切な走り方とメンテナンスが重要です。燃費の種類を理解し、自分のバイクに合った方法で確認しましょう。燃費の良いバイクの特徴を知ることで、次のバイク選びにも役立ちます。日々の運転では、急な動きを避けてアイドリングを減らすなど、穏やかな運転を心がけましょう

荷物を減らし、計画的なツーリングを行うことも燃費改善につながります。定期的なメンテナンスも欠かせません。タイヤの空気圧管理やチェーンの手入れ、エアフィルターの清掃、オイル交換なども定期的に行いましょう。バイクの性能を最大限に引き出せるため、燃費の向上が可能です。

燃費を良くするテクニックを実践することで、バイクライフがより経済的で楽しくなります。燃費の改善は環境にも財布にも優しいので、積極的に取り組みましょう。

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